コンビニでは、少額決算ならクレカでもサインは不要になったが、いよいよクレカで電子マネーのように「ピッ!」とタッチするだけで決済できるようになった。ここではローソンで9月11日から始まったタッチ決済について解説しよう。
飲み物ひとつでも気軽にクレカ払いができる!

(Image:visa.co.jp)
電子マネーの普及が遅れていると言われている日本だが、すでにコンビニなどではさまざまな電子マネーが利用できるし、クレカも少額決済ならサイン不要で買い物できるようになっている。そんな中、2018年9月11日より、ローソンではクレカでもタッチ決済が可能になったのだ。
そもそも、店頭のタッチ決済は、非接触型ICカード搭載の交通系カードやWAON、QUICKPay、Edyなどの電子マネーで利用できていた。それが今回、全国約1万4,000店舗のローソン(ナチュラルローソン・ローソンストア100を含む)で、非接触型IC対応のVISAカードによるタッチ決済が可能になったのだ。

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タッチ決済に対応するのは「VISA payWave」のロゴマークのあるクレカのみ。現状のクレカは対応しないので要注意

(Image:visa.co.jp)
この「VISA payWave」のロゴマークがある店舗ならタッチ決済可能。現状ではローソン以外にもTSUTAYAやマクドナルド、メガネストアなどで利用できる

(Image:lawson.co.jp)
ローソンの公式サイトを見る限り、VISA以外にも今後はマスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレスのクレカにも対応するようだ
今後はクレカによるタッチ決済が当たり前に?
VISAのタッチ決済は国際標準セキュリティ認証技術を使った決済方法。すでに日本を含む世界70カ国以上で利用されている。
今回、ローソンがこの決済方法に対応したことで、VISAなら非接触ICを搭載するクレカ以外にも、デビットカードやプリペイドカードも利用可能になる。もちろん、タッチ決済なら一定額までは、サインや暗証番号の入力も不要。「ピッ!」とタッチするだけで瞬時に決済できるのだ。今後は、飲み物ひとつの支払いでも、気楽にクレカ払いができるだろう。
なお、ローソンの公式サイトでは、タッチ決済の対応ブランドとして、VISA以外にもマスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレスも含まれている。また、ほかのコンビニも対応していく可能性は高く、今後はどこでもクレカによるタッチ決済が利用できるようになると考えられている。