市販薬やマッサージなど実は範囲が広い誰も教えてくれないサラリーマン確定申告の裏技! 得する医療費控除

まだまだ先のことと思っている確定申告ですが、今のうちに知っておくと得する裏技をご紹介します!
会社勤めの方でも申請すれば医療費控除が受けられるのは広く知られていますが、新たに導入されたセルフメディケーション制度を活用すると、さらにお得になるかもしれません。市販薬やマッサージなども対象となるので、知っておくと便利です。具体的に何がどこまで対象となるのか、詳しく見ていきましょう。

どうやったら使える? 医療費控除とは?

誰も教えてくれないサラリーマン確定申告の裏技! 得する医療費控除

(Image:Shutterstock.com)

 確定申告というと、「事業や投資、不動産業をしている人がするもの」「家を購入したら控除を受けることができる」と考えている方が多いかと思います。しかし、このような場合でなくても受けられる可能性が多々あるのです。その一つが医療費控除です。医療費控除というのは、一定以上の医療費(おおよそ年10万円以上)がかかった人が受けられる控除です。厳密に言えば、「10万円以上か、所得の5%以上の医療費がかかった場合」が医療費控除の対象となります。サラリーマンの大半は、所得が200万円以上ありますので、「だいたい10万円以上」ということを頭に入れておけばいいでしょう。
 もちろん、200万円未満の人は、それより少ない医療費であっても、医療費控除を受けられる可能性があります。もし年間30万円の医療費がかかった人が、医療費控除を受ければ、平均的なサラリーマンで、だいたい4~5万円の税金還付となります。

こんなことまで含まれるの!? セルフメディケーションで広がる控除の幅

誰も教えてくれないサラリーマン確定申告の裏技! 得する医療費控除

(Image:Amazon.co.jp)

 健康な人であれば、10万円以上の医療費となるとなかなかの金額です。入院などをしない限り、対象にはならないのではと思いますよね。
 しかし、医療費控除というのは実は範囲が結構広いのです。病院に行った時にかかったお金だけでなく、市販薬や栄養ドリンク、マッサージ、整体などの費用も医療費控除に含めることができるというから驚きです。ただし、これらを控除の対象とするには一定の条件があります。

 

・市販薬:病気や怪我、身体の不調などの症状があり、それを治すために買った物であること。もしものときのため買ってく「置き薬」は不可。

 

・栄養ドリンク:病気、怪我、身体の不調などの症状を改善するために買った物であり、なおかつ「医薬品」であること。

 

・マッサージ、鍼灸等:身体の不調などの症状を改善するために受けたもので、「マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」「柔道整復師」のいずれかの国家資格を持つ人から施術を受けた場合。

 

 つまり、身体に何か不具合があるときの費用はOKだけれど、予防のためのものはNGということです。
 さらに、病院での禁煙治療や、ED治療も医療費控除の対象になります。AGA(薄毛)治療の場合は、何かの病状による脱毛などは対象になることになっています。

健康保険対象外でも、医療費控除は使えるってホント?

誰も教えてくれないサラリーマン確定申告の裏技! 得する医療費控除

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歯医者さんでのセラミックや眼科でのレーザー治療……。ここまで知っているのは上級者です。
押さえておきたいポイントをチェックしておきましょう。

 

≪歯科≫
・虫歯の治療(銀歯):医療費控除の対象となる
・虫歯の治療(セラミック等、健康保険適用外のもの):医療費控除の対象となる
・ホワイトニング:医療費控除の対象とならない
・歯の矯正(大人):医療費控除の対象とならない
・歯の矯正(子供):医療費控除の対象となる

 

≪眼科≫
・近視等のレーザー治療:医療費控除の対象になる
・近視等のオルソケラトロジー治療:医療費控除の対象になる
・メガネ、コンタクト:医療費控除の対象にはならない

このように一手間かかりますが、するとしないのでは大違い!年度末に焦ることのないよう、医療費の計算をしてみてはいかがでしょうか?
特にお子さんが産まれたご家庭は要チェックです。あといくらかで控除の対象に……なんて方は、セルフメディケーション制度を賢く利用するのもいいかもしれませんね。

 

参照元:MAG2NEWS『会社は教えてくれない、サラリーマンが確定申告で得する裏技』