「ココナラ」なら自分のスキルや経験、知識で副業・小遣い稼ぎができる

　一時期、週末起業がもてはやされたこともあったが、イザ本気で起業するとなると、本業が疎かになってしまうほど大変だったり、開業資金が予想以上にかかったりして失敗する人も多い。だからといって、週末に好きでもないバイトをするのも面倒だ。もう少し、自分のペースで気軽にお小遣いを稼げる方法はないものか……、なんて甘いことを考えている人は意外と多いのではないだろうか？　実は、そんな甘い考えでもお小遣い稼ぎができる方法がある。それが「coconala（ココナラ）」だ。
「coconala（ココナラ）」は、自分のスキル・経験・知識などを活かして小遣いを稼ぐことができるフリーマーケットサイト。あらかじめ、自分のスキルを登録しておけば、それを見た人から仕事の依頼が来るという仕組みである。もちろん登録は匿名でOK。ジャンルは非常に幅広く、会社のロゴ制作、似顔絵、ホームページ作成、テーマ曲の作成、ピアノ教師、英会話講師、写真撮影、占い、お悩み相談など多種多様。誰でもひとつくらいは得意なことがあるだろうから、それをお金に替えることができるのである。

　自分のスキル・経験・知識などを活かして小遣いを稼ぐことができるフリーマーケットサイト「coconala（ココナラ）」。登録は無料だが、実際にサービスが売れると金額に応じて手数料がかかる。一般的なサービス料は最低500円。最大で50万円となっており、5万円以下は25％、5万超～10万円までは20％、10万円以上は10％（すべて税別）の手数料を取られる。サービス料は事前に登録した銀行口座に振り込まれるが、3,000円以上なら振込手数料も無料になる。
　とはいえ、実際に「coconala（ココナラ）」で稼ぐのはそんなに簡単ではない。出品者にはレギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの5段階のランク制度があり、このランクを上げていかないと、仕事の依頼はなかなか来ないのだ。依頼する側も相手を見るので、実績のない人に頼まないのは当然である。よほと特殊なスキルでない限りライバルは非常に多い。したがって、最初は複数のジャンルで登録したり、最低料金の500円で実績を積むなどのテクニックも必要になる。たとえば、3カ月で10件以上販売すればシルバーに昇格できるので、本気で稼ぐつもりなら、最初の3カ月は力を入れてやるといいだろう。