今が買いどき!? 不動産投資信託「J-REIT」の魅力を知る!

2018年末に大暴落した日本株。しかし、その一方で安定した分配金利回りを誇るのが不動産投資信託の「J-REIT」である。今では平均4%を超える高い分配金利回りとなっており、非常に魅力的なのだ。株がダメでもJ-REITなら安定した収入を得ることができるかも!

株と同じリスクで投資できるJ-REIT

今が買いどき!? 不動産投資信託「J-REIT」の魅力を知る!

(Image:Shutterstock.com)

 不動産投資と言えば借金をしてアパートを建てて、毎月の家賃収入を得るといったイメージを持つ人がほとんどだろう。確かに不動産投資は数千万円の借金をしなければならず、非常にリスクが大きい。だが、世の中にはもっと簡単に不動産に投資できるシステムがある。それが「J-REIT」だ。
「J-REIT」とは“不動産投資信託”のこと。投資家から集めたお金で複数の不動産(ホテルやオフィスビル、商業施設など)に投資し、その収入を投資家に分配する商品だ。J-REITに投資するには、証券会社で株式投資用口座を作り、株とまったく同じ手順で銘柄を売買すればいい。1口1万円~100万円程度で購入でき、年2回分配金がもらえる。しかも、2019年1月現在、J-REITの平均分配金利回りは4%を超えており、中には7%以上の銘柄も存在するのだ。

J-REITは株と同じように売買できて簡単!

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「J-RIET」は商業ビルやマンションなどに投資し、収入を投資家に年2回分配する商品。株と同じように銘柄を売買できるので、誰でもすぐに始められる。しかも、平均分配金利回りは4%を超えているのだ。

 日本のJ-REITは2001年からスタートし、2012年~2014年頃はアベノミクスのおかげで値上がりが激しく、正直言ってあまり旨味がなかった。しかし、2016年~2017年にかけて大きく値下がりしたために、今では平均分配金利回りが4%を超える状態となっており、5~6%の利回りも珍しくない。まさにJ-REITは数年ぶりの買いどきが到来していると言える状態なのである。
 ただし、J-REITは株と同じで、運営会社が破綻すれば投資資金が吹っ飛ぶ可能性がある。また、株同様に1口価格は常に変動するので、含み損を抱えるリスクもある。だが、J-REITは森ビルや阪急阪神、野村不動産、積水ハウス、星野リゾートといったた有名不動産関連企業が携わっているものも多く、リスクは株投資とさほど変わらない。しかも、今時4%以上の金利を確実に得ることができるのだから、投資先としてはかなり魅力的であろう。株で損した分はJ-REITで取り返す! もちろん、投資は自己責任で。 

文=塚本康裕/ライター

●一般社団法人 不動産証券化協会 公式は→こちら

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