エレベーターの裏コマンドエレベーターの行き先階ボタンを間違えたらキャンセルする方法がある

エレベーターでついうっかり行き先階のボタンを押し間違えてしまったとき、あとから乗ってきた人と気まずい雰囲気に……。そんな経験をした人も多いのではないだろうか?
でも実は、押してしまった行き先ボタンはキャンセルできる方法があるのだ!

取り消したい階のボタンを2度押してみよう

エレベーターの行き先階ボタンを間違えたらキャンセルする方法がある

(Image:Shutterstock.com)

 ついうっかり、エレベーターで違う行き先階のボタンを押してしまった。別のフロアに止まってしまいイライラ……。こうした経験は誰にでもあるだろう。急いでいるときに限って、やってしまいがちなミスだ。
 しかし、押し間違えてしまったときは、点灯しているボタンを再び2度押してみよう。ランプが消えて、指定が解除される場合がある。それでもダメなら今度は長押しだ。押し続けているとキャンセルできることもある。
 実はこれ、あまり公表されていないが、最初からエレベーターに組み込まれている機能なのだ。その手順は業界でも標準化されておらず、「2度押し」タイプは三菱電機、「長押し」タイプは日立製作所のエレベーターが採用しているキャンセル方法なのである。日本のエレベーターはこの2社が多いので、両方試せば解除できる可能性が高いというわけだ。
 また、国内シェアの高い東芝製のエレベーターは、三菱同様「2度押し」のほか「3回以上押す」「もう1度押すと点滅状態になるので、その間にまたボタンを押す」というタイプが存在するという。とはいっても、乗り込む前にメーカーを確認する人はいないだろうから、とりあえず「2度押し」か「長押し」が効かなければ「連打してみるのもアリ」と覚えておこう。

それ以外のメーカーではどうなっている?

エレベーターの行き先階ボタンを間違えたらキャンセルする方法がある

押し間違えてしまっても、そのフロアにいちいち止まる必要はない。サクッとキャンセルしてしまおう

 それではほかのメーカーはどうなのだろうか? まず、パナソニック電工は、三菱・東芝と同じ「2度押し」方式を採用。しかし、取り消しが可能なのはドアが閉じる前だけという製品が多い。普通の「2度押し」では、移動中に間違ってボタンが押されたりするトラブルへの対策なのかもしれない。
 また、フジテックでは「5回連打」という製品もある。同社もフェイルセーフのため、このような方法を採っているのではないだろうか? そして、手順にコツがいるのが日本オーチスだ。押し間違えたらドアが閉まる前に「開」ボタンを押し、そのまま取り消したい階の行き先ボタンを押すというもの。その場で押し間違えにに気づかなくてはいけないので、日本オーチスの技術者もそう思ったのか、最近は「2度押し」方式でキャンセル可能なエレベーターもリリースしているようだ。とにかく、エレベーターの行き先階の押し間違いは取り消すことができるので、とりあえず「2度押し」「長押し」「ボタン連打」を試してみよう。