LINEの誤爆は、相手との関係を悪くしてしまう可能性が高い危険なもの。誤爆してしまったときのために「送信取消」機能があるが、焦ってメッセージを削除してしまった場合はどうすればいいのだろうか。
「送信取消」と「削除」は隣同士なのでミスしやすい
LINEの「送信取消」は、送信したメッセージを取り消す機能。誤爆したときに重宝するものだ。しかし、「送信取消」の横には「削除」が並んでおり、誤って操作しがち。特に誤爆したときは焦っているので、間違って操作してしまう可能性は高い。
もしメッセージを削除してしまうと、そのスマホからは送信を取り消せない。メッセージの削除は端末ごとに管理されているため、相手側には誤爆で送ったメッセージがそのまま残る。こうなると、自分のスマホからはどうすることもできなくなってしまう。
iPadやパソコンでLINEにログインしていれば取り消せる!
こんな状況を打破するのに必要なのがサブ端末。iPadかパソコンでLINEにログインしていれば、送信取消が可能だ。メッセージの削除は端末ごとに行われるため、スマホでメッセージを削除してもサブ端末にはそのメッセージが残ったままになっている。つまり、サブ端末から操作すれば、そのメッセージを取り消すことができるのだ。
ただし、ぜひ注意してほしいことが一つある。サブ端末がiPadの場合、ログインしたときからメッセージが同期される。そのため、メッセージを送ったときに、サブ端末ですでに設定済みで、しかもログインしていなければこのワザは使えない。WindowsやMacなどパソコンにLINEアプリを設定したときは、数日前からのメッセージを同期できるようなので、誤って削除してからLINEアプリをインストールし、ログインしても間に合う。ただし、例えば1週間前の送信メッセージを取り消すことはできないので注意したい。
誤爆はふっと気が緩んだときに起こりやすい。誤爆の瞬間、さっと血の気が引いて、慌てて「送信取消」の代わりに「削除」をタップしてしまうこともありがちだ。そんなとき、あらかじめサブ端末にログインしておけば、最悪の事態も防げるかもしれない。iPadかパソコンがあるなら、まさかに備えてLINEアプリをインストールし、あらかじめログインしておくのがお勧めだ。