ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

2019年9月5日、ソフトバンクは2年以上継続契約することで携帯電話の購入費用や基本料を割り引く、いわゆる“2年縛り”を撤廃すると発表した。これに合わせ、ソフトバンクは2019年9月13日から解約金なしの新プランを投入するという。果たしてどんな料金プランになるのだろうか?

9月13日から解約金なしの新プランがスタート!

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

(Image:2p2play / Shutterstock.com)

 2019年6月に総務省が提示した“解約金1,000円以下”の方針を受け、2019年10月1日からはどのキャリアもそれまで9,500円程度だった解約金を1,000円以下に引き下げることになった。auではさっそく解約金を1,000円に抑えた「2年契約N」を発表。9月13日から開始する「auデータMAXプラン Netflixパック」に適用する予定である。
 ところが、2019年9月6日にソフトバンクはいわゆる“2年縛り”を撤廃し、“解約金もなし”にすると発表したのだ。これは、同社のサブキャリアであるY!mobileにも適用されるという。これに伴い、2019年9月13日に開始されるソフトバンクの新プランは、スマホ、タブレット、ガラケー、モバイルルーターなど、これまで端末ごとで異なっていた基本料金を980円に統一。これにデータ定額プランや音声定額オプションなどを組み合わせる、シンプルでわかりやすいプランになる。

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

(Image:.softbank.jp)

2019年9月13日からの新プランは、月額980円の基本プランにデータ定額プランを組み合わせる方式になっている。もちろん、2年縛りや解約金はなしだ

基本プランにデータプランを足すシンプルなプラン

 2019年9月13日からスタートするソフトバンクの新プランは、すべての端末で基本プランが月額980円(音声/データ共)。これにデータプランを組み合わせる方式になる。
 たとえば、家族向けの「ウルトラギガモンスター+」では、基本プラン月額980円にデータ容量50Gの「データプラン50GB+」(月額6,500円)をプラスする。これに「みんなの家族割」を適用して家族でデータ容量をシェアすることができるのだ。1年目は「1年おトク割」1,000円割引きが全員に適用される。また、個人向けの「ミニモンスター」では、基本プラン月額980円に「データプランミニ」を組み合わせることができる。データプランは月額3,000円の「~1GB」、月額5,000円の「~2GB」、月額6,500の「~5GB」円、7,500円の「~50GB」の4つがあり、これに1年目は「1年おトク割」の1,000円割引きが適用可能となっているのだ。なお、ケータイユーザー向けには、基本プランに月額1,500円の「データプラン1GB」を組み合わせた格安なプランも用意されている。

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

(Image:.softbank.jp)

家族向けの「ウルトラギガモンスター+」は、基本プラン月額980円にデータ容量50Gの「データプラン50GB+」(月額6,500円)を組み合わせたプラン。「みんなの家族割」を適用して家族でデータ容量をシェアすることができる

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

(Image:.softbank.jp)

個人向けの「ミニモンスター」は、基本プラン月額980円に「データプランミニ」を組み合わせるプラン。データ容量は1GB~50GBまでの4段階あり、月額3,000円~7,500円となっている

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなし

(Image:.softbank.jp)

ケータイユーザー向けの「スマホデビュープラン」は、基本プラン月額980円に月額1,500円と格安な「データプラン1GB」を組み合わせるプラン。1年目は月額980円から利用可能となっている

文=すずきあきら/フリーライター

●ソフトバンク(公式)は→こちら

●総務省「モバイル市場の競争促進に向けた制度整備(案)」(PDF)→こちら

関連記事

ソフトバンクがついに「2年縛り」を完全に撤廃! 解約時の違約金もなしのページです。オトナライフは、【iPhone&Androidソフトバンク】の最新ニュースをいち早くお届けします。