「生乾き臭」を60度以上のお湯を使って一発で消す具体的な方法!

この記事で伝えたいこと

・衣類に染み付いた生乾き臭は何度洗濯しても落ちない
・生乾き臭は洗濯後60度以上のお湯に20分つけると落ちる
・衣類の繊維が耐熱性かどうか事前にチェックしておく必要はある

雨の日の部屋干しでついた生乾きの匂いは何度洗濯しても取れない

 まず、最初の前提として生乾きの匂いは一度ついてしまうと、普通の洗濯では取れない。

 例えば、いくら「生乾き用洗剤」を使っても、アレは「生乾きの匂いがつく前に使用するもの」であって、すでに匂いの染み付いた服には効果がない。

 僕もこれまで、生乾き臭を防止するために、

・洗濯が終わったら素早く干す
・部屋干しするときは除湿乾燥機を使う

などの対策をおこなってきたが、それでも匂いがついてしまったときは、

「捨てるしかないか……」

と諦めていたものだ。

生乾きの匂いは「60度のお湯に20分放置」で取れる

 そんな「何度洗っても取れない生乾きの匂い」が簡単に取れたのが、「60度のお湯に20分放置」という方法である。

 順を追って説明していこう。

(1)洗濯物を洗う

 まずは、普通に洗濯をする。

(2)お湯を沸かす

 次に、お湯を沸かす。もちろん、洗濯機を回している間に沸かしておいてもOK。

(3)お湯につける

 洗濯した衣類をお湯につける。お湯の温度は60度、時間は20分でOK。

 なお、なぜ60度なのかというと、「60度で生乾きの原因菌が死ぬから」らしい。ちなみに僕は温度を測るのがめんどうくさいので、そのまま熱湯(100度近く?)をぶっかけている。

(4)脱水して干す

 あとは時間が経ったらお湯を切って脱水して、干して終了だ。簡単すぎるが、ウソみたいに効果があるので、ぜひ試してほしい。

注意事項:衣類の耐熱性は事前にチェックが必要

 この方法で一点だけ注意してほしいのが、

「対象となる衣類の耐熱性」

である。
 例えば、綿とかポリエステルであればまったく問題ないだろう。しかし、デリケートな素材(シルクとか?)であれば、服が傷んでしまう可能性がある。服のタグに付けられている「何度までOKか」という表記をしっかり確認してから実行に移してほしい。

 あと、強いていうなら「服がシワになるので乾燥したあとはアイロンなどをかけておいた方がいい」ということぐらいだろうか。

簡単かつ超効果があるのでホント試してみてください

 ここで紹介した方法は、僕が抱えていた生乾きに対する長年の悩みを一発で解決してくれた。本当にオススメであるし、学校の家庭科で全学生に教えて欲しいくらいだ。ぜひ、試してみてください。

文=ミヤモトマサシ/フリーライター

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