Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

最近、テレビのニュースでも取り上げられるほど、Amazonの悪質なやらせ不正レビューが問題となっている。Amazonのレビューで評価の高い商品を買ったのに、送られてきた製品は粗悪品だったなんてことも……。そこで今回は、悪質なやらせ不正レビューを瞬時に見抜く方法を紹介しよう。これでもう悪質なレビューにはダマされないぞ!

Amazonの悪質なやらせ不正レビューを見破るには?

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

 Amazonの悪質なやらせ不正レビューは、ここ数年で激増している。ユーザーのレビュー評価が数100件もあり、良い評価の「星5つ」が80%以上もあるのに、実際に購入すると数日で壊れたり正しく動作しない不良品だったということが頻発しているのだ。最近では、Amazonの悪質なやらせ不正レビューが、テレビのニュースでも取り上げられるほどだ。
 そもそもAmazonでは、自社で仕入れて販売する製品以外に、個人が直接出品するマーケットプレイス商品なども混じっている。そのため、悪質業者の製品は中国などで買い付けた粗悪品を出品し、自分たちで不正に星5つレビューを大量に書き込むのだという。よく見れば、レビューの日本語が怪しかったりするが、いちいち全部調べていては大変だ。いったいどうやって悪質なやらせ不正レビュー商品を見抜けばいいのだろうか?
 そこでおすすめしたいのが「サクラチェッカー」というサイトである。このサクラチェッカーで商品を分析すると、「価格・製品」「ショップレビュー」「レビュー日付け」「ショップ情報・地域」「レビュー分布」「レビュー&レビュアー」といった項目でサクラ度(怪しさ)を分析し、瞬時にサクラ度を判定してくれる。これならもうAmazonで売られている怪しい製品にダマされることはないぞ!

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

Amazonで怪しい製品を発見! 193のレビューがある。Amazonプライム表示のある製品であっても、それはAmazonの倉庫に在庫があるという意味であり、決してAmazonが自社で仕入れた製品というわけではない

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

カスタマーレビューを確認すると、193件も評価があり、なおかつ星5つが75%もある。最近はカスタマーが撮影したような写真もあるが、これすらもヤラセである可能性がある

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

ブラウザの設定を開いて「リンクをコピー」を選択する。これで商品のURLをコピーできる

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

次に「サクラチェッカー」のサイトを開いて、ウインドウ部分を長押し。すると「貼り付け」というタブが表示されるので、これをタップする

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

Amazonの怪しい商品のURLが貼り付けられたら(ペースト)、右横の「Go」をタップする

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

すると瞬時に「サクラ度は99%です」と評価された。不正なやらせレビューを排除した本当のレビュー評価は、なんと1.67ということが判明! こんな商品は買わないほうがよいだろう

Amazonの悪質な不正商品レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方 やらせ評価に騙されるな

画面をスクロールさせると、各項目の評価が表示される。6つの項目もうち、4つが危険度95%という酷い結果に……

悪質レビューを見抜く「サクラチェッカー」の使い方

「サクラチェッカー」の使い方は簡単だ。まずは、Amazonで自分が購入したいと思っている商品のURLをコピーしよう。次に「サクラチェッカー」のサイトを開き、「Amazonの製品URLをコピペしてください」の入力欄に貼り付け(ペースト)して「Go」をクリックしよう。すると、サクラ(怪しさ)度を判定してくれる。80%以上ならかなり怪しい製品と断定できるだろう。
 今後は、Amazonの悪質なやらせレビューや不正レビューなどはあてにせず、少しでも怪しいと思った製品は「サクラチェッカー」でチェックしてから購入するようにしよう。

 

■サクラチェッカーの分析項目
【価格・製品】

Amazonが仕入れて販売する製品は安心だが、悪質な不正レビューが行われるのは個人出品のマーケットプレイス商品である。さらに、出品者が要注意メーカーでないかチェックしている
 
【ショップ情報・地域】
海外の販売ショップでないかチェック。悪質な不正レビューは、やはり東南アジアの某国である場合が多い
 
【ショップレビュー】
ショップレビューが怪しくないか、内容を確認する
 
【レビュー分布】
星5つが多すぎる、高評価(ヤラセ)と低評価(本物)に2極化しているなど、レビューの分布が不自然でないかチェックする
 
【レビュー日付け】
レビューが同じ日に集中して書かれていないかチェックする。偏りがあるのはかなり不自然で怪しい
 
【レビュー&レビュアー】
本物のレビューに注意喚起がある、日本語が怪しいレビューが2本以上ある、ブラックリストに載っているレビュアーがいるなどをチェックする

文=佐野陽高/フリーライター

●サクラチェッカー(公式)は→こちら

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