iPhoneユーザーに人気の高い完全ワイヤレスイヤホンAirPods（エアポッズ）シリーズ。でも、両耳を塞いで音楽を聴いていると、固定電話やインターホンなどの音に気が付かないなんてことも……。そのような場合は、AirPods・AirPods Proを片耳だけで使ってみましょう。果たしてその方法とは……？
AirPodsは片方だけ取り出せば片耳だけでも使える！
自宅でテレワークしているとき、AirPodsやAirPods Proを両耳に装着して音楽を聴いていると、固定電話やインターホンが鳴っていることに気が付かないことがあります。
出勤途中の電車のなかでも、車内アナウンスが聞きとれず、つい乗り過ごしてしまうこともあるでしょう。
AirPodsやAirPods Proを両耳に装着して音楽を聴いていると、周囲の音に気が付かない場合があります。いったい、どうすればいいのでしょうか？（筆者撮影）
もちろん、「AirPods Pro」には周りの音をマイクが拾ってくれる「外音取り込みモード」が搭載されていますが、やはり両耳が塞がっている状態では、周囲の音を聞き逃す可能性があります。
そのようなときは、AirPods・AirPods Proを片耳だけで使ってみましょう。実は、AirPodsは左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンなので、ケースから片方だけ取り出せば、片耳だけで音楽を聴くことができるのです。
しかも、片耳だけを使うのに設定変更などは不要ですし、AirPods本体には左右どちらにもマイク機能があるので、通話やSiriの呼び出しなども可能。
AirPodsで音楽を楽しみつつ、周囲の音にも注意を払いたいときはぜひ試してみてください。
AirPodsを片耳だけで音楽を聴く手順
（Image:Roman Larchikov / Shutterstock.com） AirPodsの片方だけで音楽を聴くのに特別な設定は不要です。充電ケースから片方だけを取り出して耳に装着してみましょう
iPhoneで音楽をいつも通り再生すれば片耳だけ音楽が流れます。バッテリーウィジェットを確認すると、利用中のAirPodsの片側だけが表示されてしました
こちらはAirPods Proの場合。片方だけを装着した状態でバッテリーウィジェットを確認すると、現在使っているAirPods Proのほうは充電されていないことが確認できました
AirPods両耳使用中でも片耳利用に切り替えられる！
実は、AirPodsで音楽を両耳で聞いている状態から、片耳のみに切り替えることも可能です。
まず、片側（外したいほう）のAirPodsを耳から離して充電ケースにしまいます。
すると、自動的に音楽が一時停止するので、耳に装着している方のAirPods本体にあるタッチコントロールを押して、一時停止した音楽を再開させればOKです。
両耳で聞いている音楽を片耳に切り替える手順
両方のAirPodsで音楽を再生中に、まず片側（外したいほう）のAirPodsを耳から離して充電ケースにしまいましょう（筆者撮影）
音楽が一時停止するので、装着しているほうのAirPods本体で、タッチコントロールを押せば、片耳だけ音楽が流れます（筆者撮影）
AirPods Proの場合は、軸の部分にある感圧センサーを押して音楽を再生させましょう（筆者撮影）
まとめ
いかがでしょうか？ 今回は、AirPodsで音楽を聴きながら周囲の音もしっかり確認できるように、AirPods・AirPods Proを片耳だけで使う方法を紹介しました。
AirPodsなら、作業中でも“片耳だけ”のながら聴きで音楽を楽しむことができるのは便利ですよね。AirPodsユーザーはぜひ一度試してみてください。
