「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」を天秤にかけて新車を大幅値引きしてもらう方法

ベンツといえば誰もが憧れる高級車の代名詞。そんなベンツを何十万円も値切って買うことなんてできるのだろうか? 実は筆者の友人が新車のベンツを60万円以上安く購入した経験があるという。そこで今回は、そのときの交渉術をこっそりと紹介しよう。

ベンツの販売ルートはヤナセとメルセデス・ベンツ日本の2つ

「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」を天秤にかけて新車を大幅値引きしてもらう方法

(Image:Yauhen_D / Shutterstock.com)

 筆者の友人は外国車が好きで、アウディやBMW、シトロエンなどを数台を乗り継いできた。外国車は日本車にはない独特のクセがあり、なかなか楽しいものらしい。中古車であれば高級外国車であっても日本の高級車の新車と変わらない値段で買えるのが魅力だそうだ。
 そんな中古外国車派の友人が、数年前にいきなり新車のベンツを購入した。買ったのは「C180 AVANTGARDE」というモデルで、ボディカラーオプション(約10万円)込みで、当時の新車価格は約496万円もする。
 ご存じの方も多いと思うが、ベンツには「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」の2つの正規ディーラーがある。友人は、まず「ヤナセ」で走行距離50kmという認定中古車を435万円で見つけた。おそらく試乗車かキャンセル車であろう。中古とはいえほぼ新車のベンツを60万円以上安く買えるのは魅力的だ。しかも、新車保証の「メルセデスケア」が2年以上残っているので、これはかなりお買い得であろう。しかし、友人は一応「メルセデス・ベンツ日本」で、新車がいくらで買えるかを確かめに行った。そして、ここから意外な展開となる……。

「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」を天秤にかけて新車を大幅値引きしてもらう方法

「ヤナセ」は大正9年創業の老舗自動車ディーラー。ベンツ以外にも高級外国車を多数扱う。近年は中古車の販売比率も高く、日本全国に約300店舗を構える
※今回の記事と写真は関係ありません(写真はイメージです)

「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」を天秤にかけて新車を大幅値引きしてもらう方法

1986年創業のベンツ正規ディーラー。かつては「シュテルン」という名称であった。現在は日本全国216店舗を構える。もちろん、認定中古車の販売も行っている
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「ヤナセ」と天秤にかけて60万円値引きを実現!

 そもそも友人は「メルセデス・ベンツ日本」で、新車のベンツを買うつもりはなかったらしい。しかし、営業さんに「ヤナセ」の認定中古車の話をしたところ、「その値段と同じならウチで新車を買ってくれますか?」という提案をされた。友人も、まさか新車をイキナリそんなに値引きするわけがないと思っていたが、結局、キャンペーンの値引きクーポンなどを駆使して、総額60万円以上も安く新車のベンツを購入することができたという。
 これはあくまでも筆者の想像でしかないが、ライバルの「ヤナセ」と比べられると、「メルセデス・ベンツ日本」は、どうしても負けられないのではないだろうか。もちろん、たまたまそのモデルの注文状況が良くなかった、その営業さんが新規顧客を獲得したかった、あるいは決算時期だったなど、複合的な要因があったと考えられるので、いつでもこんなに値引きしてくれるわけではない可能性もある。
 友人は謀らずも「ヤナセ」と「メルセデス・ベンツ日本」を天秤にかけることになって、結局、60万円以上の大幅値引きを実現できた。もし、アナタが将来、新車のベンツを買うことがあれば、是非参考にしてもらいたい。

文=今井真人/フリーライター

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※サムネイル画像(Image:rafastockbr / Shutterstock.com)

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