【iPhone・Android】スマホの壁紙を変えるだけでバッテリーが長持ちするって本当?

スマホの壁紙を真っ黒なものにすると電池の持ちがよくなる、という話を聞いたことはないだろうか。もし本当なら、すぐにでも実行したいと思う人は多いはず。実際にバッテリーの消費量が減るのか、どんな条件なら効果があるのかを解説していこう。

有機ELなら黒い壁紙でバッテリーを節約できる

 スマホのホーム画面などに表示する壁紙(背景画像)を黒一色にするとバッテリーの持ちがよくなる、というのは本当だ。ただし、これはディスプレイに有機EL(OLED)を採用したスマホに限った話。有機ELは、液晶のようにバックライトを点灯させるのではなく、画面の素子を1つ1つ発光させることで色彩を表現している。黒い部分は消灯した状態になるので、黒の面積が多いほど電力の消費が少なくなるのだ。したがって、壁紙を黒の無地にするとバッテリーを節約できるというのは理屈の上では正しい。といっても、白っぽい壁紙と比べて何倍も駆動時間が延びるわけではなく、差はごくわずかという場合も多い。そもそも、スマホを使っている時間のうち、ホーム画面を見ている時間はそれほど長くないはずなので、効果は限定的だ。とはいえ、壁紙を変えるだけで節電できるのだから、少しでもバッテリーの持ちをよくしたいなら試してみる価値はあるだろう。
 なお、液晶ディスプレイの場合は画面の色に関係なくバックライト全体が点灯するため、黒い壁紙にしてもバッテリー節約の効果はほとんどない。

自分のスマホが有機ELかどうか確認しよう

 iPhoneの場合、有機ELを搭載しているのは「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone X」の5機種。iPhone 11やiPhone XRは有機ELではなく液晶なので注意しよう。
 Androidの場合、最近のハイスペックモデルなら有機EL搭載が主流だ。「Google Pixel」シリーズのほか、「Xperia 5」「Galaxy S10」「AQUOS zero2」「HUAWEI P30」などが該当する。最新モデルでも、ミドルレンジ以下の機種は液晶搭載の製品が多い。正確に調べるには、メーカーのサイトなどでスペック表を確認しよう。

壁紙を黒の単色に変更する

 iPhoneの場合、標準で付属する壁紙に黒一色のものが用意されている。「設定」画面にある「壁紙」から選択して、ホーム画面やロック画面に適用しよう。

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「設定」→「壁紙」→「壁紙を選択」→「静止画」の順にタップ。一番下に黒い単色の壁紙があるので、タップして選択する

【iPhone・Android】スマホの壁紙を変えるだけでバッテリーが長持ちするって本当?

黒い壁紙をホーム画面に設定したところ。かなり地味な印象だが、バッテリー節約には効果的なはず

 Androidの場合も、機種によっては黒一色の壁紙が付属している。ない場合は画像編集アプリで自作することも可能だが、面倒なら壁紙設定用のアプリを使おう。Google製のアプリ、その名もズバリ「壁紙」が手軽でおすすめだ。

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「壁紙」を起動すると、カテゴリ別の一覧が表示されるので、「単色」をタップする

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「単色」の一覧が表示されたら、一番下にある黒い壁紙をタップ。このあと表示される画面で「壁紙を設定」をタップしよう

黒ベースの壁紙でも多少は節電の効果あり

 バッテリーは節約したいけど、壁紙が黒一色ではあまりに味気ない……と思うなら、黒ベースで少し柄の入った壁紙でも一定の効果はある。最近は有機EL搭載のスマホが増えたこともあり、黒を基調にした壁紙がネット上でいろいろ配布されているので、気に入ったものを探してみるとよいだろう。ただし、黒い部分は真っ黒でないとダメ。黒に近いグレーでは効果がないので注意してほしい。

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iPhoneに付属する壁紙にも、黒ベースのものがいくつかある。「クール!」と思うか「地味すぎる」と思うか、好みの分かれるところだ

動く壁紙はバッテリーの消費が増えるのでNG!

 黒一色の壁紙にはしたくない場合でも、バッテリーを必要以上に浪費するのは避けたいなら、「動く壁紙」を使うのは避けよう。iPhoneには「ダイナミック」や「LIVE」、Androidには「ライブ壁紙」と呼ばれる壁紙があるが、これらの壁紙は動きを表現するために電力を消費する。バッテリーの持ちが悪くなるのを防ぐには、必ず静止画(普通の写真やイラストなど)の壁紙を使おう。これは有機ELに限らず、液晶搭載のスマホでも同様だ。

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iPhoneの場合、壁紙の選択画面で「ダイナミック」や「LIVE」は選ばず、「静止画」または下の一覧から好きな画像を選んで設定しよう

ダークモードの併用でさらにバッテリーを節約

 ホーム画面以外を表示しているときもバッテリーの消費を抑えたいなら、画面の表示モードを「ダークモード」にしてみよう。ダークモードとは、スマホの画面表示を黒ベースにする設定のこと。暗い場所でも画面を見やすくするのが本体の目的だが、有機EL搭載のスマホではバッテリーの節約にもつながる。さらに有機ELの焼き付きを防ぐ効果もあり、一石三鳥だ。
 iPhoneの場合、iOS 13でダークモードが搭載され、「設定」画面から簡単に切り替えられるようになった。なお、周囲が暗いときだけ自動的にダークモードにする機能もあるが、常にダークモードにしたい場合はこの機能をオフにしておこう。

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iPhoneでダークモードにするには、「設定」→「画面表示と明るさ」で「ダーク」を選択する。常にダークモードにしたいなら「自動」をオフにしよう

 Androidの場合、最新バージョンのAndroid 10なら、OS標準の機能でダークテーマを利用できる。「設定」→「ディスプレイ」→「ダークテーマ」をオンにすれば、OSの画面だけでなく、対応するアプリがすべてダークテーマに切り替わる。Android 9以前の場合、OSの機能でダークテーマにすることはできないが、機種によっては類似の機能を独自に搭載していることもある。
 また、最近はiOS/Androidを問わず、TwitterやYouTubeなどダークモードを採用したアプリが増えているので、積極的に使っていきたい。

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Twitterの場合、「設定とプライバシー」→「画面表示とサウンド」(Android版では「ディスプレイとサウンド」)→「ダークモード」をタップして設定する。テーマは「ダークブルー」と「ブラック」の2種類から選べるが、バッテリー節約が目的なら「ブラック」にしよう

スマホのバッテリーを節約するには、「こまめにスリープさせて画面表示をオフにする」「不要なときはWi-FiやGPSをオフにする」など、いろいろな方法がある。今回紹介したように、壁紙や画面の表示モードを変えるのも、有機EL搭載のスマホでは有効なテクニックの1つだ。あまり手間がかからず、気軽に取り入れられる方法なので、ぜひ試してみてほしい。

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