無印良品の「体にフィットするソファ」をおすすめしない理由は単純だった

ベーシックで使いやすく、シンプルなデザインで、老若男女問わず人気の無印良品。インテリアからファッション、文具にフードなどその品揃えの豊富さも魅力と言えるでしょう。日本のみならず、世界でも愛される無印良品は日本が誇るブランドとなっています。

アメリカに旅行に行ったとき、道に迷った私を助けてくれた現地のイケメンが「無印良品」の紙袋を持っていた時は、誇らしくさえ感じました。「アイムジャパニーズ!」「oh!MUJI!」という浅い会話も鮮明に覚えています。

そんな無印良品にはいくつもの大ヒット商品があります。その代表の一つであるビーズクッション「体にフィットするソファ」。人気であるがゆえに口コミもピンキリではありますが、実際に購入し、一年使用してみた私のレビューをご紹介したいと思います。

体にフィットするソファとは?

(Image:Ned Snowman / Shutterstock.com)

「体にフィットするソファ」は展示品のある店舗が多く、立ち寄った際に実際に座ってみたという方も多いのではないでしょうか。身体を全て委ね、どんな姿勢でも優しく包み込んでくれる、何とも言えない座り心地に癒される……これが私のファーストインプレッション!

今までのソファの形とは打って変わって、大きなクッションのようなデザイン。どんな座り方をしても身体にフィットしてくれて、使い方・座り方も様々なバリエーションを楽しめるソファです。私の認識ではここ数年で人気が出てきた割と最近の商品かと思っていましたが、2002年の発売開始という18年もの歴史ある品物でした。本体の中身であるビーズを改良したり、カバーの素材を改良するなどして進化を遂げてきました。

人をダメにするソファは単純にダメなソファだった…

先ほど述べた座り心地抜群のファーストインプレッション、多数の人が同じように感じ、付いた名は「人をダメにするソファ」。一度座ればあまりの心地よさになかなか立ち上がれず、付いた名がこちらです。このソファに心惹かれた私は購入を検討すること約一年。定期的に訪れる無印良品週間(10%オフのセール)の時に、ついに購入を決意しました。

ここで一点注意。持ち帰りの際、あのままのサイズと大きさもさることながら、重さもありますので気を付けて下さい。実際に一年ほど使用してみての感想は一言。「おすすめはしない」また買うかと聞かれたら、絶対に買わない。私がおすすめしない理由は次の3つです。

①かなりへこたれる

一年でこんなにフォルムが変わるか、というほどボリュームダウンしました。カバーの伸びと、中身のビーズが弱まっていることを体感します。無印のビーズクッションはビーズの補充を前提に作られていないので、ボリュームの復活ができないことが弱点。ゆえに、購入当初の座り心地を求めるのであれば本体をまるごと交換しなければならないのです。

②存在感がすごい

家に持ち帰るとまぁ大きい。掃除のたびに持ち上げるのも重たい。ちょっと邪魔に感じてくる……。

③腰が痛い

これがおすすめしない理由一番かもしれません。腰痛が悪化しました。柔らかすぎる、低すぎる、など腰に負担の掛かりやすい条件がそろっていると言われています。

他におすすめのブランドは?

無印以外もニトリ、Yogibo(ヨギボー)なども類似したビーズクッションがあります。体にフィットするソファを購入する際、リサーチした内容がこちらです。

価格

安いのはニトリ ・無印は2019年9月よりソファ本体2610円値下げ

強度

ニトリはへたりが早い、がビーズの詰め替え可能

種類

無印は大小の二種類のみ ・ヨギボーはダントツの品揃え

カバー

値段は張るが、おしゃれさは無印 ・ヨギボー種類はダントツ

文=ざわみ/フリーライター

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