Amazon専用ロッカー「Amazon Hub」って何だ？　日中荷物を受け取れない人におすすめ

　何でも揃っているうえ「お急ぎ便」で翌日配送にも対応してくれる便利な「Amazon」。もはや、都会生活では欠かせないものになっている。しかし、緊急事態宣言発令中でも出社、あるいは外で仕事をしなければならない人にとっては、日中に荷物を受け取れないのが困りものだ。もちろん、Amazonでは「コンビニ受取」や玄関などへの「置き配」サービスもあるが、イマイチ利用しにくいという人もいるだろう。
　そこでAmazonは新たに「Amazon Hub」というサービスを開始している。カウンター受取のほうは基本的にコンビニ受取と大差ないが、セルフサービスは、駅やコンビニ、カフェなどに設置された専用ロッカーで受け取るので対面手続きは不要。これなら新型コロナウイルス感染予防にもなるし、24時間いつでも荷物を受け取れる。
　なお、Amazon Hubの利用は無料で、2019年から関東を中心に設置、現在は関東、愛知、静岡などで利用可能である。

　Amazon Hubの利用方法は簡単だ。アプリで商品をカートに入れたら「お届け先住所」から「受取スポットを探す」をクリック。郵便番号や住所などでロッカーを検索すると、近所にあるAmazon Hubロッカーを受け取り場所に指定できる。あとは、「この住所に届ける」を選んで確定すればいい。商品がロッカーに届くと、認証キー（受取用バーコード）か送られてくるので、ロッカーで荷物を受け取ることができるようになるのだ。
　Amazon Hubロッカーはセルフにサービスである。手元にスマホで受け取った認証キー（受取用バーコード）を用意しておき、ロッカーに取り付けられている読み取り機でスキャンしよう。すると、該当ロッカーが自動的に開くので、荷物を受け取ればOKだ。なお、ロッカーの商品保管期間は3日以内、カウンターは14日以内である。緊急事態宣言のなかでも出社したり、外で仕事しなければならない人にとって、Amazon Hubロッカーはかなり便利な受け取り方法だろう。