フレームレートやカラーフォーマットも要チェック!
「Fire TV Stick 4K」の設定で色深度を変更したら、ついでにほかの設定も確認してみよう。まず、映画を良く観る人なら「Fire TV Stick 4K」の「ディスプレイとサウンド」設定で「オリジナルのフレームレートに合わせる」をオンにするとよい。これは動画配信サービス側のフレームレートを再現する設定で、映画を本来のコマ数で再生できるのだ。ただし、この設定を使う場合はビデオ解像度を「自動」にしておく必要があるので注意しよう。
次に「カラーフォーマット」設定もチェックしておこう。デフォルトでは「自動」に設定されているが、「DeepColor」対応テレビなら「YCbCr」を選択しよう。そもそもテレビ放送やBDソフトは「YCbCr」という方式で記録されており、色の階調を増やせる「DeepColor」対応テレビなら、より色鮮やかに再現できるのだ。なお、DeepColorはHDMI Ver.1.3以降が対応するので、かなり古いテレビだと対応できない場合がある。
もし、比較的新しいテレビで「Fire TV Stick 4K」を使っているなら、とりあえず「Fire TV Stick 4K」の画質設定を見直してみよう。もしかすると、画質がグッと良くなるかもしれないぞ!

もし、映画を良く観るなら「設定」から「ディスプレイとサウンド」→「ディスプレイ」で、「オリジナルのフレームレートに合わせる」をオンにしよう。この設定の場合はビデオ解像度は「自動」である必要がある

「DeepColor」対応テレビなら、「設定」から「ディスプレイとサウンド」→「カラーフォーマット」で「YCbCr」を選択しよう。これで画質の向上が見込めるはずだ
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