久しぶりの良コスパ端末として注目を集めているiPhone SEの第二世代だが、従来のiPhoneと異なり通知をロングタッチしても詳細が表示されないことがわかった。これはバグではなくiPhone SE第二世代の仕様の模様。だが、別の方法で回避が可能だ。
ロック画面の通知をロングタッチしても無反応なのは仕様の可能性
iPhoneには「Haptic Touch」(触覚タッチ)と呼ばれる機能がある。これは、画面をロングタッチすることにより、サブメニューやプレビューなどを表示させる機能のこと。ロック画面に表示されている通知をロングタッチすると、今までのiPhoneなら通知のプレビューとサブメニューが表示された。しかし、iPhone SE第二世代(iOS 13.4.1現在)では無反応で何も表示されなくなってしまっている。これはバグではなく、iPhone SE第二世代の仕様であるという情報がある。そのため、ロック画面の通知からプレビューしたり、サブメニューを表示するには別の方法を使う必要がある。
その方法は「通知を左にスワイプ」するというもの。スワイプすると「管理」「表示」「消去」のメニューが表示されるので、使いたい機能をタップすればよい。なお、この方法は従来のiPhoneでも利用可能だ。
ちなみにロック画面の通知ではHaptic Touchが使えなくなっているが、他のアプリでは今までどおりの使い方はできる。たとえば、LINEで既読を付けずにトークを読む方法として、「トークルームをロングタッチ」するというものがあるが、これはiPhone SE第二世代でもそのまま使える。
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今までのiPhone(画面はiPhone 11)では、ロック画面の通知をロングタッチすれば内容のプレビューと返信などのサブメニューが表示された(左)。しかし、iPhone SE第二世代では、ロック画面の通知をロングタッチしても何も反応しない(右)
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ロック画面で従来と同じ操作をしたい場合は、通知を左に向かってスワイプし、「表示」をタップする。これで内容のプレビューと返信などのサブメニューが表示される
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ロック画面の通知以外は今までと同様の操作が可能。たとえば、LINEのトークルームをロングタッチすれば、既読を付けずにトークルームのメッセージをチェックできる操作はそのまま使える
ロック画面の通知にロングタッチを使えないのは、やはり不便。iOSのバージョンアップによって解消されるかどうかは不明なため、iPhone SEを使っている人は今回紹介した方法を覚えておくといいだろう。