まもなく夏のボーナスの時期を迎えるが、大手銀行にお金を預けたままの人も多いのでは? それでは大損なので、金利の高いネット銀行にお金を預けてみてはいかがだろうか? なかには大手銀行の200倍もの高金利を実現している銀行もあるぞ! そこで今回は2020年6月1日時点でのネット銀行金利ランキングを紹介しよう。
ボーナスを大手銀行に預けるのはバカバカしい!
コロナ禍の影響でボーナスが目減りした人も多いと思うが、そのままボーナスを大手銀行に預けているのはもったいない! 現在、大手銀行の普通預金金利は0.001%しかなく、100万円を預けても1年後にもらえる金利はたった10円(税引き後は約8円)である。定期預金でも金利は0.01%なので、100万円で1年後にもらえる金利は100円(税引き後は約80円)だ。実にバカバカしい。
そこでおすすめしたいのがネット銀行である。「ネット銀行って大丈夫なの?」と思う人もいるだろうが、元本の1,000万円までは国の預金保険制度の対象なので、万一破綻しても大丈夫なのだ。もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持たないため、通常の100~200倍もの高金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行にはマネできないメリットも多いのだ。

ネット銀行の定期預金では、あおぞら銀行BANK支店とauじぶん銀行が1年定期で0.2%。オリックス銀行は2年定期で0.23%の高金利を提供しているが、最低預金額は100万円以上なのが厳しい
オリックス銀行なら2年で0.23%の高金利!
ネット銀行の定期預金で注目したいのは、オリックス支店eダイレクトである。2年定期で0.23%、3年定期で0.27%と飛びぬけて高金利だが、100万円以上が条件となるのがやや厳しい。100万円以下なら、あおぞら銀行BANK支店とauじぶん銀行が1年定期の金利が0.2%と高い。ただし、auじぶん銀行は7月末までのキャンペーン金利となっている点は要注意。また、ソニー銀行は8月末まで6カ月・1年定期の金利が0.15%になるキャンペーンを実施しているが、毎年この時期になると同じようなキャンペーンをやっているので、来年も期待できそうだ。
なお、SBJ銀行も1年で0.2%、2年で0.25%と高金利を実現している。実は韓国系の銀行だが、日本の預金保険制度の対象になっているので安心だろう。

auじぶん銀行は1年定期の金利が0.2%になるキャンペーンを実施中。2020年7月末までなので急げ!

ソニー銀行(MONEY Kit)は、毎年この時期になると高金利キャンペーンを実施している。今年は6カ月と1年定期の金利が0.15%になるが、2020年8月末までの期間限定となる
※住信SBIネット銀行は6月8日~8月16日まで1年定期の金利が0.15%になるキャンペーンを実施中。