2020年3月現在、日本だけでも3,300万人という圧倒的な利用者数を誇るインスタグラム(Instagram)。そんなインスタグラムを利用している中で、少しに気になることがある。それは「亡くなった人のアカウントはどうなるか」ということだ。そこで、この記事では亡くなった人のインスタグラムがどうなるのか、そしてそんなアカウントを発見した場合はどうしたらいいのかについて解説していく。
亡くなった人のアカウントは「追悼アカウント」へと移行することができる
インスタグラム(Instagram)では、亡くなった方が利用していたアカウントを「追悼アカウント」へと移行することができるようになっておる。これは、個人とまったく関わりがない方が報告した場合でも移行可能である。
追悼アカウントに移行すると、
・ログインができなくなる
・検索など公開スペースに表示されなくなる
・写真、動画、コメント、プライバシー設定、プロフィール写真、フォロワー、フォローしている人などが変更できなくなる
といった制限がかかるが、プロフィールの外見は他のアカウントと変わりない。また、故人がこれまで投稿していた写真や動画などはそのまま存続し、インスタグラム利用であれば見ることができる。
なお、追悼アカウントへの移行は、専用フォームから下記項目を入力することでおこなえる。
・報告者の氏名
・報告者のメールアドレス
・亡くなった方の氏名
・亡くなった方のInstagramユーザーネーム
・死亡を証明できる書類、または死亡記事へのリンクや死亡記事のスクリーンショット
・亡くなった日付(おおよそでもOK)
・追加情報(任意)
(参考)「亡くなった方のInstagramアカウントと追悼アカウントにするための報告」は→こちら
近親者であればアカウントを削除することも可能
追悼アカウントへの移行報告は誰でもできるが、故人のアカウント自体を削除することは近親者のみに限られている。そのため、削除要請をする場合は死亡診断書、出生証明書、委任状などの書類が必要だ。
削除要請は専用フォームから下記項目を入力することでおこなえる。
・報告者の氏名
・報告者のメールアドレス
・亡くなった方の氏名
・亡くなった方のInstagramユーザーネーム
・亡くなった方のInstagramアカウントへのリンク
・亡くなった日付(おおよそでもOK)
・肉親であることを証明できる書類(死亡診断書、出生証明書、委任状など)
・追加情報(任意)
(参考)「亡くなった方のInstagramアカウント削除要請」は→こちら
もし亡くなった方のInstagramを見つけた場合は運営に報告しよう
追悼アカウントへの移行は誰でもできるため、もし該当するアカウント見つけた場合は運営に報告するようにしよう。また、近親者であれば削除要請するのもひとつの選択肢だ。