「甚だ」「捗る」「漸く」「所以」「脆弱」……。日常生活でよく見るけど読めない漢字。スマホで調べようとしても、そもそも読みがわからないから調べられないし、部首などで検索をかけても正解に辿り着くまで逆に時間がかかってしまう……。そんなときはiPhoneの手書き入力を使ってみよう。読めない漢字でも簡単に調べられるぞ!
iPhoneの手書き入力なら読めない漢字も入力できる
スマホやパソコンで文章を書くと簡単に漢字変換できるので、最近は手書きではあまり使わないような難しい漢字を使った文章を見かけることがある。たとえば「甚だ」「捗る」「漸く」「所以」「脆弱」などの漢字を、全部正しく読める人は少ないのでは? このような“読めない漢字”はスマホで検索しようにも、そもそも文字入力できないので、調べることができない。また、部首などで検索しようにも、正解に辿り着くまでの道のりが長くなって面倒なのだ。
そんなときは、iPhoneの「手書き入力」を使って調べてみよう。iPhoneの文字入力設定を変更するだけなので、iPhoneユーザーなら是非試してもらいたい。
キーボードの設定が完了したら、実際に読めない漢字を手書き入力して調べてみよう。まず、「メモ」アプリなどを起動して、設定した「簡体中国語」か「繁体中国語」のキーボードに切り替える。ここで、読めない漢字を手書きで入力すれば、近い漢字が候補として挙がってくるので、合致するものを選択すればいい。もちろん、タッチペンがなくても指でも入力できるぞ。
さらに、漢字の読み方を知りたいときは、入力した漢字を選択しメニューを開こう。ここで「調べる」という項目を選択すれば漢字の読みを確認できるのだ。ちなみに「鰆」の読み方は「さわら」だった。スマホ中心の生活になっても、漢字の読み書きは覚えておきたいものだ。