電気契約で絶対に確認すべき「アンペア数」を知らないと丸損してしまう!

あなたは日頃の生活で、電気代の節約を行っているだろうか?エアコンの設定温度を調節したり、照明をこまめに消したり、テレビのつけっぱなしに気をつけたり。だが、それらの努力よりもっと根本的でもっと効果的な節約方法があるのだ。

今回は、「アンペア数」の契約の基本情報と家庭に合わせた契約数の選び方をお伝えしていきたい。

電気の契約は消費した「電力料金」の他に固定費がある!

赤や桃色、緑など契約によってスイッチの下の色が変わる

そもそもアンペア数とは、各家庭が電力会社と契約する際に「20A」「50A」など供給電力の大きさを設定したもの。アンペアの値が大きいほど、同時にたくさんの電力を使用することができる。一般的に一人暮らしなど使用量が少ない家庭は20~30A、家族で住んでいたり家電の多い家庭は40~60Aが目安とされ、契約アンペア数は設置されたアンペアブレーカーの色で判別が可能だ。

電力会社にもよるがアンペア数によって固定で支払う基本料金が設定されており、東京電力の場合60Aであれば20Aの3倍の金額で1,100円以上違ってくる。そのため過剰なアンペア数で契約していると、毎月その差額分だけ損をしていることになるのだ。

家電の同時使用を控えるという“節約”

あなたの家にある家電の必要アンペア数を把握しよう

では自分の家の適正なアンペア数がいくつなのか。それを算出する場合、同時に使う家電を考えてみよう。テレビ・エアコン・洗濯機を一度に使った場合、テレビ2.1A+エアコン6.6A+洗濯乾燥機13Aで必要なアンペア数は21.7Aとなる。つまりこの場合、20A以下で契約をしているとブレーカーが落ちてしまうため30A以上で契約する必要がある。見るからに電力を使いそうな洗濯乾燥機や電子レンジは当然のことだが、ヘアドライヤーなど小さくて気軽に使う家電でも大量のアンペア数を使う家電は少なくない。総じて“何かを加熱する”タイプの家電の使うアンペア数には注意しておくべきだろう。

ここで重要なことは、「それなら契約するアンペア数を上げなきゃ」と諦めるのではなく、家電の使用を分散させることだ。帰宅後のシャワーで濡れた髪をドライヤーで乾かす際には、夕飯を温めるための電子レンジを使わない。台所でIHのクッキングヒーターを使うときは、リビングのエアコンをオフにする。休日に洗濯乾燥機と掃除機を同時に使用しない。など、同じタイミングで使いがちな家電を分散して使うよう意識するだけで、必要なアンペア数は大きく変わってくるだろう。

普段の生活を少しだけ変化させることで、これまで余分に支払っていた生活費を見直すきっかけにしてみていただきたい。

参照元:電気代を安くする秘訣は「アンペア」!基本料金を節約しよう【エネチェンジ】

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