知ってた? Suicaへの意外なチャージ方法で実はポイントの3重取りも可能!

JR東日本管区で電車を利用しているなら、多くの人が持っている「Suica(スイカ)」。Suicaの残高がなくなったときは駅の券売機でチャージする人が多いと思うが、毎回、駅の券売機に並んでイライラ……なんてことも。だが、Suicaをチャージする方法はほかにもたくさんある。しかも、Suicaへのチャージでポイントの3重取りも可能なのだ。

Suicaのチャージはコンビニのレジでもできる

アナタはSuicaのチャージをどこで行っているだろうか? 多くの人が駅の券売機でチャージしているだろうが、券売機はクレカが使えなかったり、月の初めなどは定期券を更新する人で行列ができることも多い。

だが、実は駅の券売機以外の方法でもSuicaはチャージすることができる。最初に紹介したいのがコンビニのレジだ。チャージができるコンビニはJR東日本が運営する駅のコンビニ「NEWDAYS」はもちろん、ローソン、セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップなどが対応している。

チャージ方法は簡単で、コンビニのレジでSuicaのチャージをしたいことを告げるだけでいい。チャージ方法は現金のみで、金額は1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円から選べる。

NEWDAYS

JR東日本が運営する「NEWDAYS」でSuicaをチャージすることができる。NEWDAYSはJR駅の構内外にあるので非常に便利だ(筆者撮影)

ローソン銀行ATMで認証すれば「Suitto」アプリでチャージ可能に!

ローソン銀行では、電子マネーをチャージできるアプリ「Suitto(スイット)」を利用することで、モバイルSuicaへのチャージが可能になる。

Suittoを使ってSuicaにチャージする銀行口座登録をするには、事前にローソンに設置された「ローソン銀行ATM」において、本人確認を含むキャッシュカードによるATM認証を行う必要があるが、その分、安心して利用できるのが特徴だ。現在、Suittoで登録できる銀行はローソン銀行をはじめ、きらぼし銀行、八十二銀行、栃木銀行、トマト銀行、きらやか銀行、千葉興業銀行、神奈川銀行、青森銀行、西日本シティ銀行となっている。

Suittoを利用したSuicaへのチャージは、1回あたり500円以上1万円以内となっているので、対応銀行口座を持っているなら試してみるといいだろう。

Suitto(Image:lawsonbank.jp)

ローソン銀行の電子マネーチャージアプリ「Suitto」。ローソン銀行をはじめとした対応銀行口座を持っていれば利用できる

ローソン銀行ATM

ローソンに設置された「ローソン銀行ATM」。Suittoを利用するには、事前にローソン銀行ATMを利用して本人確認を含めた銀行口座登録を行う必要がある(筆者撮影)

●ローソン銀行「Suitto」(公式)→こちら

モバイルSuicaならスマホから簡単にチャージできる!

Suicaはカードタイプだけではない。スマホで利用できる「モバイルSuica」を使用すれば、もっと簡単にチャージすることができる。

モバイルSuicaは、NFC対応のAndroidスマホなら「おサイフケータイ」で利用でき、iPhoneならApple Payが利用可能で、iPhone 8以降(日本発売のiPhoneは「7」以降)が対応する。Suicaの新規発行はもちろん、既存のカードタイプSuicaを引き継ぐことも可能だ。

モバイルSuicaにチャージするにはクレカを登録するか、iPhoneはApple Payから支払うことができる。これなら残高がなくなったとき、いつでもどこでもチャージできるので便利だろう。

●Suica(iPhone版)→こちら
●Suica(Android版)→こちら

モバイルSuica

iPhoneでチャージするには、モバイルSuicaの「入金(チャージ)」から金額を選び(左写真)、登録してあるクレカかApple Payからチャージする(右写真)。また「その他」で細かい金額を選択することも可能

JR東日本の「VIEWカード」でオートチャージする

JR東日本が提供しているクレカ「VIEW(ビュー)カード」があれば、モバイルSuicaにオートチャージチャージすることも可能だ。オートチャージとは、設定した金額以下になると改札入出場時に自動で設定金額がチャージされる便利な仕組み。残高不足で改札を通れなかった……なんて経験が多い人は検討してみよう。

オートチャージの利用には、事前にモバイルSuicaにVIEWカードを登録する、あるいはSuica機能がついいたVIEWカードを使うことでオートチャージができるようになる。また、VIEWカードがあれば駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で、いつでもSuicaにチャージすることができるほか、オートチャージ設定も簡単にできるようになっている。

VIEWカード1(Image:jreast.co.jp)

JR日が日本が発行する「ビュー・スイカ」はSuica付クレカ(年会費524円)。Suicaのオートチャージ機能が利用できるほか、Suica定期券としても使える(ビューカード公式サイトより転載)

「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)

Suica機能付きビューカードの場合は、駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で簡単にオートチャージの設定ができる

JRE POINTに登録すればポイント3重取りも!

Suicaでは利用に応じたポイントを貯めることができる。まずは、事前にJRE POINTの登録を済ませておこう。アプリをインストールし、カードタイプかモバイルSuicaと紐づければOKだ。

ちなみに、カードタイプのSuicaだと還元率は0.5%だが、モバイルSuicaなら2%になる。せっかくポイントを貯めるなら、モバイルSuicaを利用したほうが断然お得だろう。

なお、JRの電車や駅ビルでの買い物が多いなら、前述した「VIEWカード」がオススメ。VIEWカードからSuicaにチャージしたり、チャージしたSuicaで買い物をすると、それぞれJRE POINTが貯まるようになっている。

さらにお店独自のポイントシステムがあれば、ショップポイントももらえるのでポイントの3重取りも可能となっているのだ。

●JRE POINTアプリ(iPhone版)→こちら
●JRE POINTアプリ(Android版)→こちら

JRE POINT(Image:jrepoint.jp)

Suicaの利用でポイントを貯めたいなら、JRE POINTの登録が必須。もし、Suicaで定期券を作っているなら今すぐ登録しよう

貯まったJRE POINTからチャージすることも可能!

JRE POINTに登録して貯めたポイントは1pt=1円でSuicaにチャージすることもできる。モバイルSuicaは還元率が2%なので、毎日電車に乗っているだけでもかなり貯まるはずだ。

もし、SuicaでJRの電車に乗っているなら、JRE POINTを貯めてお得に活用しよう。VIEWカードと組み合わせるとさらにポイントが貯まるぞ!

アプリ「JRE POINT」1

貯まったJRE POINTをチャージするときはアプリ「JRE POINT」のメニューから「Suicaチャージ申込み」をタップし(左写真)、チャージ先のSuicaを選択する(左写真)

アプリ「JRE POINT」2

チャージするポイントを入力し「確認」をタップ(左写真)。内容を確認したら「申込む」を押そう(左写真)

モバイルSuicaのSuicaポケット

アプリ「モバイルSuica」に「Suicaポケットが1件あります」とあるのでここをタップするとチャージが完了する

※サムネイル画像(Image:Terence Toh Chin Eng / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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