節約にもつながる? キャッシュレスの時代に“現金派”を貫くそれぞれの理由

“キャッシュレス元年”とも呼ばれるほど、日本中にキャッシュレス決済が広まった2019年。多くの人がキャッシュレス決済の便利さを実感し、そのメリットから「もう手放せない」という人も多いのではないだろうか。だが一方で、頑なにキャッシュレス決済に移行しない“現金派”の人々も少なからず存在している。
今回はそんな現金派の人々が感じているという現金払いのメリット、キャッシュレス決済のデメリットと、それがはたして正しいのかを検討していきたい。

“現金派”は40%。過半数を下回る

大金をポーンと出す気前の良さに“粋”を感じる人もいるのかもしれない

 インターネットメディア「まねーぶ」が行った調査によれば、クレジットカードやICカード、QRコードなどのキャッシュレス決済の利用者は2019年10月の時点でおよそ60%だったという。キャッシュレス決済が浸透した要因のひとつとして、消費者にとって「キャッシュレス決済を使えばおトク」という導入を決意するに足るメリットがあるだろう。多くの○○payが競うように大規模な還元キャンペーンを行い、新たな利用者の流入を促していった。そうして導入のきっかけをつくることで、実際にキャッシュレス決済を利用した消費者が「思っていたよりも便利だな」と感じ、現在も継続して利用していると考えられる。

 そんな風潮にも負けず現金派を続けている人たちも理由は様々。現金のメリットを感じているためにキャッシュレス決済に移らない“食わず嫌い”タイプや、「キャッシュレス決済を一度使ってみたけどやっぱり現金がいい」という“出戻り組”もいるようだ。
 現金派の主張としてよく挙げられるのは、セキュリティへの不安だろう。2019年には7payがサービス開始直後に大規模な不正利用が発覚し、わずか2ヵ月でサービスを終了。QRコード式のキャッシュレス決済が乱立し注目を集めていたタイミングだっただけに、その信頼を揺るがす事件として世間に大きなインパクトを与えた。
 しかし「では現金なら安全か?」と考えると、銀行に預けたところでサイバーセキュリティのリスクは払拭できず、常に大金を持ち歩くとなればそれこそ紛失・盗難リスクの塊だ。つまり、キャッシュレス決済のリスクだけを過剰に意識しすぎ、食わず嫌いに陥っている可能性は否定できない。

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