「災害時は現金“最強”」説は本当? 緊急事態にキャッシュレス決済がもたらすメリットとは

現金決済は本当に“最強”なのか

災害時には一万円札よりもお釣りの少ない小額紙幣や硬貨のほうが使い勝手がいいだろう

 今度は逆に現金決済がどれだけ“最強”なのかを考えてみたい。確かに電気が止まった店舗で、手作業で会計するのであれば利用できる決済手段は現金において他にないだろう。では「家に大量の現金を置いておけば安心か」となると、地震の倒壊や火災、洪水の浸水などで現金がダメになってしまう可能性が出てきてしまう。またATMで引き出そうとしても災害時はATMに長蛇の列ができるため、普段のように自由に引き出せるとは限らない。さらには災害時、治安が不安定になったタイミングでは、大量の現金を持ち歩くのは防犯の面からして最適解であるとは言い難いだろう。
 これらのリスクや制限を考えると、“強い”ことには間違いないがどんな場面でも必ず役立つ“最強”とまでは言い切れないのではないだろうか。

 総合的に考えると、キャッシュレス決済、現金決済ともにデメリットを抱えていることには違いない。災害の直後には現金の優位性が圧倒的だが、各種インフラの復旧が始まると早期に利用可能になるタイプのキャッシュレス決済も存在するのだ。
 一般的に思われているであろう、「停電したら即キャッシュレス決済不可」というわけでもないことをご理解いただき、今後の防災の備えに役立てていただきたい。

参照元:担当者必見!災害時におけるキャッシュレス決済の利点と求められる備え【veritrans】

オトナライフ編集部
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