イケア(IKEA)の家具(大型家具)配送料を少しでも安くする裏ワザ!

お洒落なスウェーデン家具をリーズナブルな価格で買える人気の「イケア(IKEA)」。だが、イケアの大型家具は大きくて重いため、車でも持って帰れない場合もある。そんなときは、イケアの配送サービスを頼むことになるが、近隣エリアでも3,000円はかかるのだ。せっかくイケアで安く家具を買っても送料で高くなっては本末転倒! そこで今回は、イケアの送料を少しでも安くする方法を紹介しよう。

まずはイケアの基本配送サービスをチェック!

(Image:Zhuravlev Andrey / Shutterstock.com)

 北欧の洒落たデザインの家具をリーズナブルに買える「イケア(IKEA)」。イケアの店舗は基本的に郊外にあるので、車で行く人が多いと思うが、大型家具は大きくて重いため、車で運ぶのが難しい場合もある。そんなときは配送サービスを利用することになるので、ここでは最初にイケアの基本配送料について確認しておこう。
 イケアでは購入金額に関係なく配送料は“有料”で、配送サービスは「大型家具」と「小物」の2つに分かれている。まず「大型家具」は、個数や重さを問わず3,000円(イケア公式オンラインストアは3,990円)なので、複数買うときは非常にお得だが、ひとつしか買わないときは割高に感じられる。次に「小物」は990円で、重量が30kg未満で三辺が160cm未満のもが対象となる。たとえば食器や小物などをダンボールに詰めて、条件内に収まれば990円で発送できるのだ。
 もちろん、小物や小型家具であれば車で持ち帰りできるが、車に乗せられない大型家具はやはり配送サービスを利用するしかない。この場合、店舗から近いメインエリアでも3,000円かかるが、メインエリア外はもっと高くなってしまう。なんとか、配送料をもっと安くする方法はないものか?

■イケアの基本配送サービス

【配送サービス(大型家具)】

メインエリア:3,000円(個数・重量制限なし)
※オンライン注文は3,990円
※階段上げ6~10階1万1,000円(100kgまで)

【小物配送サービス】

メインエリア:990円
その他のエリア:1,290円
沖縄・離島:3,000円
※小物の条件:60×50×50cm以下or商品パッケージの三辺が160cm未満(いずれも30kg未満)

【おまかせ配送サービス】

メインエリア:3,990円(個数・重量制限なし)
メインアリア外:配送料+990円
※自分で商品を運ばすにオーダー表で発送してもらうサービス

送料無料のネット通販の方が安くなる場合も!

 イケアで家具をまとめ買いすると配送料はお得になるが、ひとつしか買わない場合はちょっと割高になる。そこで、イケアの配送料を安く済ませる方法を考えてみよう。まず、自分で車を持っているなら、それを利用するに越したことはない。ワゴン車などであればある程度家具も積めるだろう。もし、車がない場合は友だちに借りるかレンタカーで運ぶという方法もある。軽トラを半日借りると4,000~5,000円かかるが、最近はもっと安いカーシェリングも利用可能だ。いずれにせよ、イケアの配送料より安くなる場合に利用したい。
 最後は裏ワザ的な方法になるが、イケアの家具をネット通販で買う方法もある。たとえば、Amazonでもイケアの家具は売られており、プライム会員なら送料無料となる。また、IKEA通販代行サービス「SMILA.JP」では、1万円以上購入すると全国送料無料となる。商品価格が割高でも送料を考慮すると安くなる場合もあるので、チェックしてみては?

【1】自分や友だちの車でイケアに行く

(Image:Norbachov / Shutterstock.com)

いちばん手っ取り早い方法がコレ。自家用で大型車、または大型車を持っている友人と一緒に行けば、自分の車に載せられるので配送料はかからない。もちろん、付き合ってくれた友だちには食事くらいは御馳走しよう!

【2】レンタカー(カーシェア)を借りる

(Image:Tupungato / Shutterstock.com)

軽トラや1BOXの軽自動車を一日レンタルすると相場は4,000~5,000円ほど。カーシェアならもっと安くなる場合もある。もし、メインエリア外で配送料が高くなる場合は、レンタカーを借りた方が安くつく場合も!

【3】送料無料のネット通販で買う

(Image:smila.jp)

実はイケアの家具はネット通販でも購入可能だ。たとえば、Amazonならプライム会員は送料無料なので、商品によっては送料込み価格が安くなる場合もある。また、IKEA通販代行サービス「SMILA.JP」では、1万円以上購入すると全国送料無料となる

チェストなら「組み立て配送パック」がおすすめ!

 イケアの家具を買ったことがある人なら分かると思うが、実はイケアの家具を一人で組み立てるのはかなり大変だ。実際、筆者も奥さんと2人で小ぶりのチェストを汗だくになりながら組み立てたことがあるが、少なくとも電動ドライバーがないとかなり苦労する。そこでおすすめしたいのが「組み立て配送パック」だ。「組み立て配送パック」はチェストのみ適応されるが、完成品を届けてもらえるので自分で組み立てる必要はない。料金は5,000円かかるものの配送料が3,000円なので、組み立て手数料は2,000円となる。不器用な人なら正直言って組み立てをお願いしたほうがよいと思う。ただし、イケア公式のオンラインストアでは「組み立て配送パック」は利用できないので注意しよう。
 また、チェスト以外の大型家具の組み立てについては「家具組み立てサービス」を利用する方法がある。「家具組み立てサービス」はメインエリアの場合でも基本工賃5,000円+商品価格の20%が必要となるので、どうしても割高になるが、筆者の友人が二段ベッドを購入した際は、とても素人が一人で組み立てられる代物ではなく、筆者も組み立てを手伝いに行ったほどだ。

イケアの家具は、一人で組み立てるのが困難な商品もある。そんなときは組み立てサービスも考えよう。どうしても自分で組み立てたいなら、少なくとも電動ドライバーは必須になる

 いかがだろうか? イケアの配送料を安く済ませる方法は少ないが、それ以上に注意したいのが“家具の組み立て”である。筆者の経験から言ってイケアの家具を素人が一人で組み立てようなどと考えないほうがよい。とくに大型家具は大変なので、最初から組み立て費用込の価格で購入を検討することをおすすめしたい。それでもきっと、イケアなら普通の家具家さんで買うよりは安くてお洒落な家具が入手できると思う。

●IKEA(公式)は→こちら
●IKEA公式「配送サービス」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:EQRoy / Shutterstock.com)

文=植村照明/編集・ライター

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