○○頼りの現実! 全国調査でICカード(Suica・PASMO)決済の弱点が露呈

西日本に第二のSuicaは生まれるか

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かざすだけで完了するICカードの支払いはキャッシュレス決済の中でも群を抜いて早い

 調査結果からICカード決済の“敗因”を考えてみると、とくに目立っていたのは関東とそれ以外の地区での利用率の差だ。関東全体で51.8%、北関東を抜いた1都3県に絞った数字ではさらに高い52.7%と、過半数を超える利用率でQRコード決済を10ポイント以上圧倒した。しかし中部以西の利用率は30%台に低迷しており、逆にQRコード決済に10ポイント以上離されてしまっている。
 “関東”“ICカード”といえば、ICカード決済の代表格・Suicaがある。通勤・通学で欠かせない定期券をSuicaやPASMOで持っている利用者も少なくないだろう。取り出しやすい場所に収納することの多い定期券は、買い物でサッと出すのにも最適だ。事実スマホ決済のサービス別利用率を見ても、モバイルSuicaなど交通系サービスはやはり関東が強かった。

 この結果から見えてくるのは、「自動車通勤の多い地区では交通系ICカードが浸透しづらい」「関東以外の交通系ICカード決済の魅力が少ない」といった可能性だ。前者は企業単体では解決が難しい話だが、後者は企業努力で解決が可能ではないだろうか。キャッシュレス決済をさらに普及させるためにも、西日本の鉄道各社には関東・Suica頼りの現状を脱却するために頑張ってもらいたい。

参照元:Retail Innovations Vol.009 2020年版 一般消費者におけるキャッシュレス利用実態調査レポート【NECソリューションイノベータ

※サムネイル画像(Image:retirementbonus / Shutterstock.com)

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