iPhoneを新機種に買い替えるために下取りに出したり、売却、譲渡すときは、個人データが流出しないようにiPhoneを完全に初期化(リセット)する必要がある。もちろん、乗り換えたiPhoneでも今の設定やデータが復元できるように、事前にバックアップしておかないといけない。そこで今回は、iPhoneを下取りに出す前にやっておきたい正しい初期化の方法を紹介しよう。
iPhoneを下取りに出すなら初期化は必須!
5G対応のiPhone 12が発売されたばかりだが、そろそろ古いiPhoneを下取りに出したり、売却、譲渡して、新しいiPhoneに買い替えたいと思っている人も多いのでは? そんなときは、iPhoneに保存されている個人データや設定などが流出しないように、初期化(リセット)しておく必要がある。
そもそも、iPhoneの初期化とは「工場出荷状態に戻す」ことを言う。初期化すれば写真や動画、連絡先、メールアドレス、インストールしたアプリなどはすべて消去されるので、iPhoneを売却しても個人情報が流出する心配はない。つまり、iPhoneを下取りに出したり売却するときは初期化が必須の作業となるのだ。
だが、逆に言えばしっかりバックアップしておかないと、初期化することで大切な写真やデータがすべて失われてしまうことになる。そこで、今回はiPhoneを初期化する前の準備や初期化の手順、バックアップ方法&復元方法などについて解説しよう。

古いiPhoneを売却するときは、iPhoneを初期化して個人データを完全消去(工場出荷状態に戻す)する必要がある。だが、その前にデータのバックアップを忘れずにやっておこう(写真はスマホ買い取りで有名なイオシス買取センター)