【Windows 10】CPUの温度の手っ取り早い確認方法(パフォーマンスモニター)
PCでCPU温度を確認する手っ取り早い方法として、パフォーマンスモニターを利用する方法がある。パフォーマンスモニターWindowsの機能のため、特に専用ソフトをインストールすること無く、パフォーマンスモニターの画面上でCPU温度を確認することができる。
なお、パフォーマンスモニター自身はCPUの温度以外にもPCの様々なセンサーの値を確認できるツールだ。パフォーマンスモニターを利用したことが無い方は、一度パフォーマンスモニターの設定画面を確認してパフォーマンスモニターで確認できることをチェックしてみるとよいだろう。
・摂氏ではなくケルビンで確認する
パフォーマンスモニターでCPUの温度を表示させると、「ケルビン」で表示される。「ケルビン」とは、我々が普段使っている「摂(セ)氏」とは異なる絶対温度である。そのため、パフォーマンスモニターでCPUの温度を確認するときには、「ケルビン」を「摂氏」に直す必要がある。
絶対温度である「ケルビン」と「摂氏」は次の式で表すことができる。「摂氏 = ケルビン – 273.16」。つまり、パフォーマンスモニターの画面に表示された値から約273を引くことで、CPUの温度を摂氏で確認可能だ。

パフォーマンスモニターはコンピューターの管理の中にある。スタートメニューを右クリックしてコンピューターの管理を開いたら、「パフォーマンスモニター」を選択してパフォーマンスモニター上部の「+」アイコンをクリックしよう

パフォーマンスモニターに表示する値を選択する「Thermal Zone Information」の中にある「Temperature」を選択して「追加」をクリックする。これでパフォーマンスモニターにCPU温度が表示される
・画面の見方
パフォーマンスモニターの画面の見方を確認しておこう。パフォーマンスモニターの画面では前述のようにCPUの温度は「ケルビン」で表示される。そのため、馴染み深い摂氏にするには、画面に表示された値から273を引いた値を確認しよう。

CPU温度は摂氏に273度加えられたケルビンで表示されるので、驚くかもしれない。値を読むときにはケルビンであることをしっかりと覚えておこう