PSエミュレータ「ePSXe」に必要なPS1のBIOSの吸い出し/設定方法を解説!

BIOSの吸い出し方法(PSPの場合)

 「ePSXe」ではPSPのソフトを動作させることができる。その場合、PSPのエミュレート用に、PSPから吸い出したBIOSが必要となる。現物のPSPからBIOSを吸い出す方法を紹介しよう。

・事前に必要なもの

 PSPから「ePSXe」で必要なBIOSを吸い出すためには、現物の「PSP」本体、PSPで利用可能なメモリーカードである「MemoryStick Duo」、PCにMemoryStick Duoスロットがない場合には、カードリーダーもしくはPSPとPCをUSB接続できる「USB-Miniケーブル」が必要である。
 なお、PSPについては非公式ファームウェアである「CFW」が導入されている必要がある。「CFW」とはPSPに導入できる特殊な改造ファームウェアである。CFWについては、導入によって故障や不具合が起きたときには保証が一切なくなったり修理できなくなったりするだけでなく、著作権など法令的にも違反する場合があるので実施する場合にはくれぐれも注意が必要である。
 また、PSPは現在発売は終了している。そのため、PSPの現物が手元にない場合にはオークションサイトやフリマアプリ、リサイクルショップなどで中古品を探すと良いだろう。入手後はCFWを導入して特殊なソフトを起動することでBIOSをMemoryStickDuoに吸い上げる。
 MemoryStickDuoについて、MemoryStickDuoはSDカードのような形をしているがSDカードとは異なる。現在、MemoryStickDuoの流通量もかなり減ってきているため、MemoryStickDuoが手元にない方はPSPと合わせて、MemoryStickDuoも中古で準備したほうが良いだろう。

・吸い出し手順

 BIOSの吸い出しに必要なものを準備できたら、実際にPSPからBIOSを吸い上げてみよう。BIOSを吸い上げるにははじめにPCで、BIOSの吸い上げ専用のソフト(EBOOT.PBP)をMemoryStickDuo内にダウンロードする必要がある。このソフトのダウンロードはソフトウェアのソースコードやドキュメントが公開されているGithub上で公開されている。
 ダウンロードしたソフトは、MemoryStickDuo内の専用フォルダに格納する。MemoryStickDuoをカードリーダーでPCにつなぐか、PSPをUSBケーブルでPCに接続してMemoryStickDuoの「PSP\GAME」内に、「POPS_BIOS」というフォルダを作ってダウンロードしたソフトをコピーしよう。最終的に、「PSP\GAME\POPS_BIOS\EBOOT.PBP」という構成に慣ればOKだ。
 その後、MemoryStickDuoをPSPに装着(PCとPSPの接続を解除)してから、PSPのゲーム一覧に「New UMD Dumper v0.2」と表示されているゲームがあるので、これを起動しよう。起動後、自動的にBIOSの吸い出しが開始される。
 PSPの画面に「Press X to exit」の文字が表示されたら、BIOSの吸い出しは完了だ。MemoryStickDuo内を確認すると「PSX-BIOS.ROM」というファイル名で、PSPのBIOSが生成されている。
 なお、CFWが導入されていないPSPの場合は「New UMD Dumper v0.2」が表示されないか、表示されても起動することはできない。また、自分で吸い出したBIOSファイルをインターネット上で公開したり共有したりすると法令に違反する恐れがある。何度も言うがこれらの行為は、法令に違反する可能性もあるので完全に自己責任で行う必要がある。

ツールはこちら → EBOOT.PBP

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