アンケート方法の落とし穴? キャッシュレス決済は本当に全世代に普及しているのか

近年、日本国内ではこれまで主流だった現金決済からキャッシュレス決済への移行が急速に進められている。これまで現金以外使えなかったような街の小さな老舗商店でも「PayPay」をはじめとしたQRコード決済が導入されたりと、現金を使わない決済方法が一気に身近な存在となった。このキャッシュレス化の波は老若男女問わない動き…かと思いきや、先日「高齢者の間ではまだまだ普及しきっていない」という調査結果が発表されたのだった。
今回は、これまで当たり前のように浸透しているものだと思っていた、高齢者層の“現金離れ”の状況についてお伝えしていく。

キャッシュレスは全世代に浸透している…?

(Image:StreetVJ / Shutterstock.com)

「スマホ決済使えます」の表示はもはや街の光景の一部となっている

 世界の先進国の中でもキャッシュレス決済の浸透が圧倒的に低いことから、かつては“キャッシュレス後進国”と国民から揶揄されることもあった日本。しかし近年はQRコード決済の台頭などもあり、キャッシュレス推進協議会によれば2016年に20.0%だったキャッシュレス決済比率が2019年には26.8%へと上昇している。また、2年続けて3ポイント近い成長を遂げており、コロナ禍もあり感染対策としても受け入れられていることから、2020年は30%を超える規模になっている可能性も十分にあり得るだろう。

 また、キャッシュレス決済は幅広い年代に受け入れられた傾向がある。同会が2019年に実施した調査によれば、デジタル化に疎いイメージのある高齢者層でも「キャッシュレスを利用していない」と回答したのは、60代で10.2%、70代以上でも17.7%に留まり、どちらの年代も5人に4人以上はキャッシュレス決済を使っていることが判明した。

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