キャッシュレス化で財布が消える? その兆候を反映させている、とあるトレンドとは

現在どんどん身近な存在となってきているキャッシュレス決済。国も「2025年までに国内のキャッシュレス決済比率を40%以上にする」と目標を定め、普及のための施策も進められている。そしてキャッシュレス化が進むと、当然ながら現金の出番が減る。出番が減れば持つ量も減る、というのは自然な流れだろう。
今回は、キャッシュレス決済の浸透があなたの持つ財布に与える影響を考えていきたい。

キャッシュレスの波で現ナマの姿が消えつつある?

現代では“札束”というお金持ちのアイコンもその存在価値を失いつつある

 2019年10月にスタートした「キャッシュレス・消費者還元事業」など、現在国は本腰を入れて全国のキャッシュレス化を推し進めている。還元事業や「QRコード決済」サービス各社の還元キャンペーンなどもあり、還元事業が終了した2020年6月以降もキャッシュレス決済は浸透し続けている。さらに現在世界的に流行している新型コロナウイルス感染症の感染対策としても、他人との接触頻度回数が減らせるQRコード決済や「ICカード決済」など、非接触型のキャッシュレス決済が広く受け入れられるようになってきた。
 そんな様々な要因もあって進む日本人の“現金離れ”。では、現金が不要となってきた世の中でどのような変化が私たちを待ち受けているのだろうか。

これまでの財布は収納力に余裕が“ありすぎた”のかもしれない

 日々の支払い全てでキャッシュレス決済を利用するキャッシュレスのヘビーユーザーによれば、紙幣や硬貨がいらなくなるとそれらを入れるための財布も次第にいらなくなってくるという。確かに、“支払いで使うための現金”を入れていた財布は、支払いで現金を使わないキャッシュレスでは不要なのは当然。そのため彼らは、財布から ICカード決済や「クレジットカード決済」を入れるためのカードケースに持ち替えているようだ。

 そこまでのヘビーユーザーでなくとも、日常的に現金を利用しなくなってきた人にとっては、これまで持っていたサイズの“大きな財布”は不要だと言える。そのためここ数年、メンズ用の収納力を抑えたコンパクトな“ミニ財布”などが巷でブームになっている。
 長財布のようなボリューム感も無く、小銭入れのようにポケットにサッと入るのがスマートさを演出する見た目だ。さらに考え抜かれた折り畳み方式で、紙幣を折りたたんで収納したり折りたたみの中に小さめの小銭入れがついていたりと、ギミック好きな男心をくすぐるデザインも面白い。「これ以上は小さくできない」という基準にもなるであろう、ICカードやクレカとほぼ同サイズになっており、ピッタリサイズでカードを収納すればこれまでの財布と変わらず支払いができるのだ。
 あなたがキャッシュレスをよく使っているとしたら、今後財布を買い替えるときはミニ財布を検討して、その便利さを体感してみてはいかがだろうか。スマートに支払う姿は、“男”を一段上げられるかもしれないのだから。

参照元:なぜ? “完全キャッシュレス民”の実態とは【ITmedia ビジネスオンライン

オトナライフ編集部
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