小銭もお札もいらない時代へ

これまでの財布は収納力に余裕が“ありすぎた”のかもしれない
日々の支払い全てでキャッシュレス決済を利用するキャッシュレスのヘビーユーザーによれば、紙幣や硬貨がいらなくなるとそれらを入れるための財布も次第にいらなくなってくるという。確かに、“支払いで使うための現金”を入れていた財布は、支払いで現金を使わないキャッシュレスでは不要なのは当然。そのため彼らは、財布から ICカード決済や「クレジットカード決済」を入れるためのカードケースに持ち替えているようだ。
そこまでのヘビーユーザーでなくとも、日常的に現金を利用しなくなってきた人にとっては、これまで持っていたサイズの“大きな財布”は不要だと言える。そのためここ数年、メンズ用の収納力を抑えたコンパクトな“ミニ財布”などが巷でブームになっている。
長財布のようなボリューム感も無く、小銭入れのようにポケットにサッと入るのがスマートさを演出する見た目だ。さらに考え抜かれた折り畳み方式で、紙幣を折りたたんで収納したり折りたたみの中に小さめの小銭入れがついていたりと、ギミック好きな男心をくすぐるデザインも面白い。「これ以上は小さくできない」という基準にもなるであろう、ICカードやクレカとほぼ同サイズになっており、ピッタリサイズでカードを収納すればこれまでの財布と変わらず支払いができるのだ。
あなたがキャッシュレスをよく使っているとしたら、今後財布を買い替えるときはミニ財布を検討して、その便利さを体感してみてはいかがだろうか。スマートに支払う姿は、“男”を一段上げられるかもしれないのだから。
参照元:なぜ? “完全キャッシュレス民”の実態とは【ITmedia ビジネスオンライン】