使わないアプリから犯罪の片棒を担がされる危険も

綺麗なデスクは心地が良い。スマホも同様では?
さらに、使用していないアプリをそのままにしておくことは、実はセキュリティの観点からも大変危険であるのをご存知だろうか。利用者が少なくなったソーシャルゲームや、リリースから年数がたったアプリは更新が疎かになり、セキュリティ上の弱点が発覚しても放置されがちになる。そのような状態のアプリは、不正操作や情報漏えいなどのリスクがとても高い。使わないアプリを削除せず放っておくことは、機能の低下だけでなく「犯罪に巻き込まれる」という大きな危険性も持っているのだ。
アプリを整理することが操作性の向上だけでなく、セキュリティ的な観点でもメリットがあるとわかれば、すぐに着手したいところ。とはいえ、明らかに使わないアプリは迷うことなく削除できるが、「もしかしたら使うかも」と一概に削除という判断ができないアプリも多いのが悩み所。そんな時は、使用頻度の高さでアプリを並び替えたり、フォルダーに収納するだけでも使い勝手は向上するだろう。そのほかにも、クラウドサービスにデータを移動させたり、容量の大きな端末に買い替えたりと「削除」以外の対処法も覚えておくとさらに選択肢の幅が広がるだろう。
アプリの並ぶスマホのトップ画面は個人の個性や裁量が現れやすい。もはや第2のデスクと言っても過言ではない。年末に机を整理するような感覚で、思い切っていらないアプリを断捨離してみて、すっきり生まれ変わったスマホで年の瀬を迎えてみてはいかがだろうか。
参照元:不要になったアプリを削除していますか? スマホをより便利に使いこなすための4つのアプリ整理術【NTT Communications】
※サムネイル画像(Image:Twin Design / Shutterstock.com)