USBメモリとUSBメモリ型SSDはOS上の認識が異なる
「USBメモリとUSBメモリ型SSDは何が違うのか?」この疑問にPC WATCHが答えている。それによると、今回発売されたUSBメモリ型SSDが一般的なUSB接続の外付け SSDと同じような仕様であるという前提で、USBメモリとUSBメモリ型SSDでは「Windows OS上の認識が異なる」と解説している。
つまり、USBメモリは異なるPC間でファイルのやり取りを想定しているので、OS上から「リムーバブルメディア」として認識される。そのため、Windowsの「ディスクの管理」でできる操作は「ドライブ文字の変更」と「取り出し」だけ。また、GPT形式やダイナミックディスクへの変換もできない。これに対しUSBメモリ型SSDはHDDなどと同じように、PCのデータ容量追加で使われることを想定しているため、OS上からローカルディスク(内蔵SSD)のように認識されるという違いがある。もちろん、GPT形式やダイナミックディスクへの変換も可能だし、パーティション作成の自由度も高いのだ。

USBメモリ型SSDは、USBメモリと同じようにパソコンにさして使える大容量データ保存メディアである。写真はエレコム「ESD-EMN1000」

もちろん、USB接続の外付けHDDと同じように、動画の録画用やPS4のセーブデータの保存用として利用可能。写真はバッファロー「SSD-PUT1.0U3」
転送速度や価格に大きな違いはなし!
いかがだろうか? USBメモリとUSBメモリ型SSDはOS上からの認識が多少異なるものの、実際にパソコンで使用するときは、いずれも大容量データを手軽に読み書きできるメディアとして使えることに変わりはない。また、転送速度に関しては、USBメモリのサンディスク「SanDisk Extreme Pro SDCZ880-1T00-J57」も、USBメモリ型SSDのエレコム「ESD-EMN1000」やバッファロー「SSD-PUT1.0U3」も、すべてUSB3.2 Gen1対応なので、読み込み転送速度は430MB/sである。しかも、この3機種は価格的にも大きな違いはないので、自分の好みで選べばいいだろう。
参考元:「USBメモリ」と「USBメモリ型SSD」は何が違うのか?【PC WATCH】
●バッファロー「SSD-PUT1.0U3」(公式)は→こちら
●エレコム「ESD-EMN0128」(公式)は→こちら