配達トラブルの絶えない「Uber Eats」マナー啓発はもはや小学生の安全講習レベル?

アプリ上でのマナー啓発に乗り出したUber

配達時の事故は、配達パートナー・ドライバー・デリバリー利用者誰も幸せにならない

 そんな運転マナーの向上を図るため、Uber Eatsの運営会社・Uberは11月25日、配達パートナー用アプリに「交通安全チェックリスト」を実装したことを発表。アプリを起動するたび、「守っていただきたい交通ルールとマナー」と題した日本サイクリング協会監修の自転車に関する交通ルールが表示されるようになったという。

 たしかに、自動車やバイクと違い免許の無い自転車は正しい交通ルールを知る機会が比較的少なく、「知りませんでした」が通ってしまうのかもしれない。だが、起動ごとに毎回表示される同じ文章は、2~3回もすれば内容を読まなくなりただ消すだけの“面倒なルーチン”になってしまうのではないだろうか。はたしてこのチェックリストにどれだけの効果があるものか、関心を持って見守っていきたい。
 また、こうしたチェックリストが実装されるのは、欧米やアジア・アフリカの各国でサービスが展開されているUber Eatsで日本が初めてだという。この“世界初”は、どう考えても誇れることではないだろう。現役の配達パートナーの方々には、一部の人の行動で実装された不名誉で迷惑な機能を教訓にして、安全運転を心がけていただきたい。

参照元:Uber Eats、配達パートナー用アプリに交通安全チェックリストを導入【Uber Newsroom

※サムネイル画像(Image:Rodrigo Reyes Marin / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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