Twitter(ツイッター)投稿に最適な画像サイズを解説! パソコン版、スマホ版比率まとめ

Twitterに投稿する画像の適正なサイズをご存知だろうか。Twitterでは手軽に自分の写真やイラストなど画像作品を投稿できるが、Twitterで公開する場合には、いかにそれが美しく見れるかも考えなければならない。そこで今回、適正な画像サイズを紹介しよう。

Twitterの投稿に最適な画像サイズ・比率【PCの場合】

(Image:Worawee Meepian / Shutterstock.com)

 Twitterに投稿した画像をPCで表示する時の最適な画像サイズをご存知だろうか。Twitterに投稿した画像をPCで表示する場合、スマホとは違いほとんどの場合は画面は横向きのため、横向きの画像で最適な画像サイズやアスペクト比率などを考えなければいけない。まずは、Twitterに投稿した画像をPCで表示する場合に最適な画像サイズやアスペクト比率などを見ていこう。
 ただし、Twitterに投稿された画像をPCで表示した時の最適なサイズと言った場合には、タイムライン上でサムネイルとして表示される画像なのか、画像をクリックして拡大して画像全体を見た時に最適に表示される画像なのかで、最適な画像サイズやアスペクト比率は異なってくる。
 写真やイラストなど画像を作品として、Twitterに投稿する方は意図として画像全体で表示してみるときに最適な画像サイズやアスペクト比率を求めている方が多い。そこで今回は画像全体を表示した時に最適なTwitterの最適画像サイズやアスペクト比率で紹介していく。

・最適な画像ファイルとアスペクト比は?

 Twitterに投稿した画像をPCの画面いっぱいに表示できることを最適と言うならば、画像のアスペクト比率は「16:9」にすべきだ。古いディスプレイや一部の環境では「4:3」というアスペクト比率のPCも多いが、現在利用されているほとんどのPCディスプレイは16:9なのでこれで表示することを最適とするのがいい。また、一部で採用されている「16:10」のPCディスプレイで表示しても「16:9」のアスペクト比率ならばほとんど余白を感じることはない。
 また、PCでの表示を考えるならばTwitterに投稿する画像サイズは長辺1920px以上の5MBまでのJPGファイルを利用しよう。現在のTwitterの仕様ではPCから画像を投稿する場合には、「画像に回転情報が含まれないこと」「長辺が4096px以下」「5MB」であれば圧縮なしに画像を投稿できる。
 そのため、これを満たした画像がPCからTwitterに画像を投稿する際の最適なサイズと言える。なお、長辺1920px以上とはフルHDのPCディスプレイで表示した際に最低でも100%の大きさで画像を表示できるようにするためである。これより小さいサイズの画像では、画像の表示が小さかったり、全画面で表示したときには荒さを感じたりと最適とは言えない。
 また、Twitterに画像を投稿する際にPCでの表示を最適にしたい場合にはサイズよりも向きを気にしよう。PCのディスプレイのほとんどは横向きに設置されている。そのため、PCでの表示を最適にするには横向きの画像であることに注意しよう。縦向きの画像の場合、PCではほとんどが余白になってしまう。

 スマホの場合、Twitterに投稿する画像の最適なサイズやアスペクト比率はどうなるのだろうか。スマホの場合を見ていこう。Twitterの画像をスマホとPCで表示する際の最も大きな違いは画面の向きだ。スマホはTwitterの場合特に縦画面で画像を表示することが多く、PCの場合は前述の通り横画面で画像を表示することが多い。

・最適な画像ファイルとアスペクト比は?

 スマホで表示するTwitterの画像の最適なサイズや画像のアスペクト比率は、縦向きの画像で縦側が1920px以上の9:16比率の画像だ。現在市販されているスマホの大半は9:16以上の細長いワイド画面を搭載しており、解像度もフルHD以上のものがほとんどであるからだ。そのため、スマホで表示する画像の最適サイズはフルHDの縦である1080x1920px以上のサイズの画像が求められる。
 また、スマホで表示する画像の場合、PC以上にサイズよりも画像の向きを気にするべきだ。動画を見る場合はスマホを横にする場合が多いがTwitterを操作する場合のほとんどの方は、スマホを縦にして持っている。そのため、表示する画像も縦で見ることを考えた向き・サイズにするのが最適だ。

PCとスマホでの表示の違いは?

(Image:Worawee Meepian / Shutterstock.com)

 PCとスマホでTwitterの画像を表示させる場合の表示の違いについて分かってきたところだろう。ここで、PCとスマホでTwitterの画像を表示させた際の表示の違いについてより詳しく見ていこう。
 なお、本記事ではPCで表示する場合は最も一般的な16:9のフルHDディスプレイで見ることを想定して、スマホの場合は一般的な9:16のフルHD以上のディスプレイを持っている機種で閲覧することを前提とする。

・PCの場合

 PCの場合、前述したとおりTwitterの画像の表示は画像をクリックして全画面にしたときが最も画像をきれいに閲覧できる最適な状態と言える。そのため、画像全体が全画面で表示される時のサイズに合わせて画像サイズやアスペクト比率を調整しなければいけない。特に、画像のサイズが小さい場合スマホとは違い実際のサイズでPCの画面上に表示されてしまう点には注意が必要だ。
 どれだけいい画像でもサイズが小さければ、画面に表示される画像サイズも小さくなってしまうので、画像をよく見てもらえなくなってしまうのだ。また、例えサイズの小さな画像を拡大して表示しても、画像が荒く鮮明には見えない。そのため、PCで画像を見ることを想定して最適なサイズに合わせるには、PCの画面サイズよりも大きい1920px以上のサイズの画像を用意する必要があるのだ。

・スマホの場合

 スマホの場合はサイズの小さな画像を開いても、自動的に画面いっぱいのサイズで画像が表示される。しかし、PCと同様小さなサイズの画像を拡大しているだけなので、画像は荒くなってしまう。スマホで見ることを想定した画像でもある程度のサイズは確保できるようにしたい。

 Twitterに高解像度の画像を投稿する際には注意点がある。これまでTwitterできれいな画像を共有するにはある程度のサイズは必要であると紹介してきたが、とにかく高解像度の画像を投稿すればよいという話ではない。そこで、最後にTwitterに高解像度の画像を投稿する際の注意点を紹介するので参考にしてほしい。

・画素数の大きい動画は圧縮される

 Twitterに高解像度の画像を投稿する際の注意点として、Twitterによる自動圧縮がある。Twitterではある一定のサイズ・形式の画像については自動で圧縮を行っている。その画像サイズについて紹介するので、画像を作成する際にはこのサイズや形式にあったものを作るように注意したい。見落としがちな注意点でもあるので要注意だ。
 Twitterで画像が圧縮される条件は、PCの項目でも触れたが「画像に回転情報が含まれないこと」「長辺が4096px以下」「5MB以下」だ。後半の「長辺が4096px以下」「5MB以下」については分かりやすいが、問題は最初の「画像に回転情報が含まれないこと」という項目だ。
 「画像に回転情報が含まれないこと」という項目を聞いてもどのようなことかイマイチピンとこない人が多いだろう。スマホのカメラなどで撮影した画像は基本的にスマホがその時向いていた向きで画像が保存されている。しかし、一部の条件が揃った時に例えば、スマホが縦に向いて撮影したのに画像ファイルの情報として、横向きの画像であると保存されることがある。
 この様に回転情報が保存された画像は、ビューアーで再生する際にその情報をビューアーが読み取って回転情報に合わせて画像を表示させる。この情報が画像に含まれているかどうかは一見するとわかりにくいが、プロパティを見たり一度表示させるとわかる。
 回転情報が含まれている画像の場合、Twitterは圧縮と同時に回転情報に合わせて画像を回転させてその情報を削除する。そのため、回転情報があるとサイズや形式が合っていてもTwitterで画像が圧縮されてしまう原因となるのだ。見落としがちな項目なので注意しておこう。

※サムネイル画像(Image:ipanacea / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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