ハッキングを受けたパスワードランキング、3位「picture1」2位「123456789」1位は?

パスワード管理会社による調査で、「世界で一番使われているパスワード」が判明した。しかもそのパスワードは世界中でおよそ254万人が使用しているといい、このパスワードを使った場合ハッキングのための解析に要する時間はなんと…。実に恐ろしい事実も合わせて発表されている。

今回は、パスワード管理の大切さと、今この時代だからこそ気を付けなければいけない「セキュリティ意識」の大切さについて説明していく。

そのパスワード突破するのにかかる時間は

123456が最多の結果となった

 パスワード管理サービス「NordPass」が発表した、もっとも使われているパスワードのランキング結果によると1位が「123456」で使用者は 254万人。2位は「123456789」 で使用者は96万人。3位「picture1」使用者は37万人。4位「password」で使用者は36万人。5位「12345678」使用者は32万人。6位「111111」使用者は 23万人。7位「123123」使用者は18.9万人。8位「12345」使用者は18.8万人。9位「1234567890」使用者は17万人。となり、ほぼ全てが数字の規則的な羅列となっている。
 また、これらのパスワードのハッキングにかかる時間は、picture1以外は「1秒以下」だといいもはやパスワードの設定など“無いに等しい”という現状も公表。とても危険であるにも関わらず世の中の大多数が簡単なパスワードを設定しており、非常にセキュリティ的な危機を抱えていることがうかがえる。現に1位である「123456」に関しては2019年だけで2,000万回以上ハッキングされたというデータもある。

いくら複雑にしても、人の目に見えるところに貼るなんていうのは論外だ

 2020年は特に新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、実店舗での買い物からネットショッピングへと消費者の買い物の手段が変わっていった年だと言えるだろう。このオンライン化の流れは、コロナの流行が収まった後も継続していくだろう。
 また、キャッシュレス決済も爆発的に普及を見せるなど、日本社会は現金決済からオンライン決済の「キャッシュレス化」へと舵を切っている。確かにオンラインショッピングもキャッスレス決済も消費者にとっては利便性が高く積極的に利用したいと思えるサービスだが、その分ハッキングで狙われる確率や被害に遭った際のダメージは現金を利用していた頃よりも深刻化すると考えられる。

今回の結果を他人事だと思ってはいけない。何かのパスワードに「123456」など使っていないだろうか。自分のパスワードが安全かどうか見直してみるべきタイミングなのかもしれない。

参照元:世界で最も使われている“危険”なパスワードTOP10「ハッキングにかかる時間は1秒以下」【COURRiER JAPON】

オトナライフ編集部
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