GAFAの一角が背負うブランドの重みを見直してほしい

このリンゴのマークに多くのファンは信頼を寄せていたのだ
さらにこのAppleの対応は欧米各国に飛び火して、EUの国々やメーカーのお膝元であるはずのアメリカなどを含めて集団訴訟となる可能性もあるとしている。リリースしたばかりの新製品が集団訴訟に発展したり、もしもリコールとなったとしたらいくら世界的大企業といえどもそのダメージは軽くないことは容易に想像できるだろう。
普通に考えてみれば、「故障しません。大丈夫です」と言われている範囲で使っていながら故障したとき、「修理は受け付けません」と言われたら驚くのが当然と言える。しかもiPhoneのように熱狂的なファンを多く抱えているブランドであれば、その不誠実な対応のせいで、カリスマとしてAppleをけん引したスティーブ・ジョブズらがこれまで積み上げてきたブランドイメージを傷つけてしまうことはわかっているはずだ。
今後、この問題は平和に決着するのか。それとも全世界での集団訴訟へと進んでいってしまうのか。あのカリスマも、心配しながら見守っている…かもしれない。
参照元:「iPhoneは耐水」でも「浸水は保証対象外」は違法? イタリアでAppleに制裁金13億円【Real Sound】
※サムネイル画像(Image:Eskymaks / Shutterstock.com)