お得な「楽天ポイント」で消費者から絶大な支持を集めている楽天。特に近年は「楽天ペイ」の登場により、ポイントの活用先は無限の広がりを見せ始めている。そんな楽天が最近新たに、現金とポイントの利便性の差を埋める新サービスを発表したようだ。
今回は楽天が導入した新サービスの概要と、更なる楽天ポイントの利便性向上がもたらす「消費者心理の変化」について迫っていく。
瞬間チャージでポイントの利便性は跳ね上がる

ポイントをメインの支払い先にできるサービスを開始
楽天は2020年11月30日、業界初の新サービス「ポイント払い 瞬間チャージ」を開始した。このサービスは、楽天ペイ内の楽天ポイントカード機能でポイントによる支払いをする際に、ポイントが不足していても自動でチャージしてくれる、というものだ。従来は、「ポイントでの支払い」と「不足分の決済」を別々に行う手間があった。ポイント払い 瞬間チャージ機能を用いると1回の決済で支払いが可能に。ユーザーの手間が大きく軽減されるほか、店側の業務の負荷も期待されている。
また、このサービスにより、今までは楽天ペイの補足的な使い方だったポイント支払いをメインの支払いツールとして使用することもできるようになった。期間限定ポイントの使用忘れを防ぐことができ、せっかく貯めたポイントを無駄にすることがなくなるだろう。