二度あることは三度ある? “やらかし”続きでauのブランドイメージがズタボロに

KDDI(au)がまたしてもやらかした。今度は「『iPhone』を機種変した際の保証料を二重請求していた」ことが明らかとなったのだった。公式HPでは二重請求にならないよう注意書きはあるものの、その仕組みがユーザーに周知されていなかったようだ。ここ数ヶ月やらかし続きのKDDIに対する風当たりは強く、SNS等では「わざとだろ」という意見すら飛び出しているありさまだ。
今回は、どういった人が二重請求になるのかなど、KDDIの対応の不備をお伝えしていきたい。

保証料金の二重請求が発覚!

(Image:Ned Snowman / Shutterstock.com)

iPhone愛好家の中には新機種が出るたびに買い替える人もいるだろう

 今回発覚したのは、KDDIのキャリアブランド「au」でiPhoneの保証サービスの料金を二重徴収していた、という問題だ。iPhoneには製造元のAppleが提供する保証サービスが存在するのだが、auではネットで機種変を行った場合には機種変前の機種の保証サービスを解約するために別の手続きが必要になるという。しかし「手続きが必要」という情報が周知されておらず、機種変前の契約も残しながらの2台分の保証料を支払っていたユーザーが少なくなかったようだ。KDDIによれば「二重徴収されている」という苦情を受けて、2020年5月からネット上でも解約できるシステムに改めたという。

 しかし同じくiPhoneを扱うドコモ・ソフトバンクでは、以前から機種変時に“自動的に”機種変前の機種の保証サービスを解約しているといい、「なぜauだけ…?」という疑問が湧いてしまうのは仕方のないことだろう。

(Image:TK Kurikawa / Shutterstock.com)

ブランドのイメージに大きな傷をつけてしまった

 ネット上でもKDDIに対し「これわざとだろ?」「他のキャリアに出来てauに出来んのか」といったauの怠慢を疑うようなツッコミが続出。さらに「これ、iPhoneXSMAXに機種変更した時にやられたわ…」「私のiPhoneも1年近く二重払いしていたわ。返金もされないし不親切」など、実際に二重徴収されていたという被害を受けたユーザーの声も多く聞こえてきた。
 さらには「料金の改定といえau解約した方がいいな」と、12月9日に発表した新プランがユーザーを中心に大不評で、SNSでトレンド入りしてしまったハッシュタグ「#au解約」をネタにした投稿も。当然ながらKDDIへの失望を覚えたという意見が多数を占め、逆にKDDIを擁護する声はほとんど聞こえてこなかった。

 auといえば、今年「三太郎」のCMがCM好感度6連覇を果たしたばかりだ。しかし、「サブブランドでの値下げ」「『割引』マジック」「二重徴収の発覚」とマイナスイメージの行動が続いている。このままでは好感度アップどころかブランドイメージも失墜しかねない。早急な体制の立て直しが求められることになりそうだ。

参照元:au、iPhone保証料を二重徴収 ネット機変は注意【朝日新聞デジタル

オトナライフ編集部
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