楽しみ方がより生活に密接に!YouTubeが変わっていく

リビングで楽しむコンテンツとして成長を見せる
今回の調査で注目したい項目が「YouTubeの視聴方法」だ。テレビを通じたYouTube視聴は、前年比2倍以上というデータが出ている。「テレビ画面での視聴」が急激に伸びているのだ。
「テレビはテレビだけを見るもの」という概念から、動画サイトを大画面で見るためのツールへと変わっているのかもれない。また、コンテンツとしてもテレビタレントのYouTubeチャンネルが増えているばかりか、その逆にYouTuberのテレビ出演も増加している。今後はますますテレビとYouTubeの境界線は無くなっていきそう。消費者としては、互いに牽制し合うのではなく、「映像コンテンツ」という世界で切磋琢磨しながら相乗効果が生まれるような間柄になっていくことを祈る。
YouTubeは、「通勤中やベッドの中など、テレビが無いところでスマホやタブレットで見るもの」から「リビングで大画面で見るもの」へと舵を切り始めていることが今回の調査で分かった。投稿自体も数分で楽しめるエンターテインメント性の高いコンテンツよりも、今後はリビングで腰を落ち着かせて見られるような「ゆったりとした」投稿がウケるようになっていくのかもしれない。
参照元:月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に【Think with Google】
※サムネイル画像(Image:Syafiq Adnan / Shutterstock.com)