もう「サボり」と呼ばせない!テレワーク中、もっと仲間と雑談すべき驚きの理由

オフィスワークからテレワークへと労働環境が大きく変わる会社が相次いだ2020年。そして、今年もまたテレワークへと舵を切る、あるいは再びテレワークに戻る会社も多く出てくることになりそうな情勢だ。では、実際にテレワークで働いているサラリーマンはテレワークについてどのような感想を持ったのだろうか。「自宅では集中できない」「オフィスにいるよりも仕事が捗る」など、様々な感想がありそうだが、中でも社内でのコミュニケーションの変化に対して思うことは増えたと思える調査結果が発表された。今年以降、もしかしたら主流な働き方になるかもしれないテレワークのコミュニケーションについて考えることは、これからの会社のあり方や自身の仕事の効率にも関わることと同義かもしれない。
今回は、そんなテレワークにおけるコミュニケーションについて迫っていきたい。

あなたはテレワーク中に雑談している?

さまざまな働き方の長所と短所を見つけていこう

 企業に勤める社員の健康維持増進とストレスケアを目的とした福利厚生向け出張リラクゼーションサービスを展開する株式会社イーヤスは、東京在住で「週5日」テレワーク勤務をしているサラリーマン110名を対象に「テレワーク勤務する会社員と健康管理」のアンケート調査を実施した。

 「出社時と比べ、テレワークでは『会話』や『雑談』をする時間は減りましたか?」という質問に対し、「かなり減った」が35.4%、「減った」が35.5%と、合計70%以上のサラリーマンが会話や雑談が減ったと回答している。
 さらに、「かなり減った」「減った」と回答した人に対する、「『会話』や『雑談』が減ったことにより生じた影響を教えてください(複数回答)」という質問には、「ちょっとした不安」が39.7%、「孤立感が増えた」が37.2%、「寂しさが増えた」が25.6%と、周囲に仲間がいないことによる喪失感を示すような回答が多く挙がったとのことだ。

昔は仕事中に携帯電話を見ることすら許されなかったところもあったとか……

 さらに、先の回答以外に「『会話』や『雑談』が減ったことにより生じた影響を教えてください(自由回答)」という回答に対しては、「人間関係の薄れ」「大きな声を出す機会が減ったので、たまに声を出しづらい」「仲間意識が減る」など、やはりオフィスで働いていたときと、現在テレワークで働いているときとでは、周りに社員がいるかいないの差がとても大きいという環境の変化があったようだ。

 この調査結果からもわかるように、テレワーク中の雑談は一人で仕事をしていることへの不安や孤立感を払拭するというメリットを生んでいるとも考えられる。これからの時代は、テレワーク中にチャットツールを通して社員同士が雑談をすることを、一概に「サボり」と断ずるのはいささか時代遅れになっていくのかもしれない……。

参照元:株式会社イーヤス、「テレワーク勤務する会社員と健康管理」の調査を発表【PR TIMES

オトナライフ編集部
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