2000年に日本初のネット専業銀行として誕生し、多くの人に利用されてきた「ジャパンネット銀行」。しかし、その歴史ある社名を大胆に変更することが発表されている。その名は「PayPay銀行」。
今回は「QRコード決済」最大手のPayPayの勢いが、いよいよ銀行すらも飲み込もうとしている現状を伝える。PayPayを使わないと生きていけない社会がすぐそこまで迫ってきている?
名ばかりの社名変更となりそうだがその真の狙いは

大手ネットバンクが社名を変更
ジャパンネット銀行が、2021年4月5日より「PayPay銀行」へと社名を変更する。社名自体は変更するものの、ジャパンネット銀行名のキャッシュカードは、引き続き利用が可能であるほか、手数料などの基本的な情報も変更も予定していない。口座利用者による変更手続きも現時点では不必要としている。
ジャパンネット銀行は今回の社名の変更について「これまで築き上げてきたものをベースに、『PayPay』ブランドのメリットも活かし、より良いサービスをお届けしていくため」と説明しているものの、名前のみの変更に果たしてどれほどのメリットがあるのだろうか。