結局、AndroidスマホとiOSのiPhoneどっちが上なのか?

「Android」搭載スマホとAppleの人気スマホブランドである「iPhone」、いったいどちらが上なのか。当然どちらにも根強いファンが存在し、彼らに聞けば自分が支持するほうの名前を挙げてくれることだろう。
今回は機種の性能を比較しながら、苦しいながらもどちらが上か優劣をつける試みをしてみたいと思う。

AndroidとiPhone、いったいどっちが上なのか

(Image:Bloomicon / Shutterstock.com)

AndroidスマホもiPhoneも、世界を二分する勢力だ

 iPhoneといえば、ご存知の通りアメリカの巨大IT企業4社を指す「GAFA」の一角にも数えられるAppleが、毎年のように新機種を出しているスマホブランドだ。その人気は日本国内でもすさまじく、iPhoneの新機種が発売されるたびに街のApple Storeの前に行列ができ、一時期は「国内のスマホのシェアを7割獲得していた」とも言われている。

 一方のAndroidスマホは、Androidと呼ばれるOSを搭載したスマホの総称。Apple一社が提供しているiPhoneと対照的に、様々なスマホメーカーからリリースされているのが特徴だ。
 そのため機種のメーカーや性能によって価格にも差があり、iPhoneと比べて手ごろな値段のスマホも揃っているという印象だ。つまり“価格帯”という面から判定すれば、幅のある「Androidスマホの勝利」と言えるだろう。

いまも世界中のどこかであなたのスマホが狙われているかもしれない

 次に考えていきたいのはセキュリティだ。実はセキュリティリスクという面では、iPhoneよりも圧倒的にAndroidスマホのほうが“狙われやすい”。複数の調査からも、Androidスマホのほうがフィッシング詐欺等の標的とされる件数が多いことが判明している。しかしそこには、「世界的に見てAndroidスマホユーザーのほうが圧倒的に多いから」という事情もある。世界のスマホの利用率を確認できるデータサイト「StatCounter」によると、2020年12月時点で世界中のスマホユーザーのうち72%以上がAndroidを搭載したスマホだという。対してiOSのスマホ(iPhone)は26%だ。不特定多数の人々のスマホを狙うのであれば、母数の多いAndroidスマホを狙うのは自然な選択と言えるだろう。

 次に見るのは対応アプリだ。近年はおうち時間も増えたことで、暇つぶしの道具としてもスマホが重宝されている。そのときに選べる暇つぶし用のアプリは、多いに越したことはないだろう。参照記事によれば、Androidスマホ用のアプリを配布している「Google Play」は約287万件、iPhoneで利用できる「App Store」には約196万件のアプリがあるという。この数字すべてが暇つぶしに使えるタイプのアプリというわけではないが、それでもおよそ1.5倍の数があるAndroidスマホのほうが選択肢も多いと見て間違いないだろう。

 これらの結果から考えていくと、「スマホは安くても最低限使えれば十分」「飽きっぽいからいろいろなアプリを使ってみたい」といったタイプのユーザーは無難にAndroidスマホ、「個人情報の塊でもあるスマホは安心・安全が一番」というユーザーであれば、iPhoneのほうが多数のメーカーが出しているAndroidスマホよりも信頼しやすいと言えるかもしれない。
 しかし実際には「このメーカーが好きだから」のような理由で使用するスマホを決めている人も多いだろう。そんなタイプには、そのメーカーの出すスマホが一番合っているはずだ。

参照元:iPhoneとAndroidスマホ、どっちを買うべき? 機能や安全性で比較【lifehacker

※サムネイル画像(Image:Bloomicon / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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