格安SIMが「ahamo(アハモ)」の登場で“割高SIM”に! 今後スマホ料金はもっと安くなる!?

格安SIM側はネット回線使用料の値下げを要望!

 今回、格安SIM(MVNO)の業界団体「テレコムサービス協会MVNO委員会」が総務省に提出した「イコールフッティングの確保のための緊急措置の実施要望について」で訴えているのは、大手キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)が「同等条件(イコールフッティング)」で、価格競争できるように早急に対応してほしいというもの。その主な内容は、大手キャリアが格安SIMに提供しているネット回線卸料金の早急な値下げ。そして、回線を保有する大手キャリアと回線を持たない格安SIMが、同じ条件で設備を利用できるようにすることなどである。
 実は、総務省が2020年10月に示した「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」では、格安SIMが大手キャリアに払うネット回線卸料金を“3年間で5割減を目指す”としていた。つまり、「テレコムサービス協会MVNO委員会」は、このネット回線卸料金の5割減を前倒で実施してほしいと言っているのである。

(Image:soumu.go.jp)

テレコムサービス協会MVNO委員会の「イコールフッティングの確保のための緊急措置の実施要望について」では、大手3キャリア(MNO)の格安新料金プランに格安SIM(MVNO)が対抗するには、現行のネット回線卸料金が高すぎると主張している

(Image:soumu.go.jp)

要望書では、現状、格安SIM(MVNO)では大手3キャリア(MNO)の格安新料金プランを月額5,000円以上で提供しており、同じ価格帯だと格安SIMでは6GB程度のプランしか提供できないと現状を示している

 

格安SIMは「ahamo」よりももっと安くなる可能性大!

 格安SIM側にしてみれば、ドコモの格安新料金プラン「ahamo」の発表は相当なインパクトがあったはずだ。何しろ、知名度のある大手キャリアのほうが値段が安いのだから、手をこまねいていれば格安SIMの顧客を大手キャリアに根こそぎ奪われてしまいかねない。すでに格安SIM(MVNO)事業者は大小合わせて数百社あるので、おそらく総務省も今回の要望を無視することはできないだろう。
 となると、今後、格安SIMが月20GB+1回5分かけ放題で月額2,980円より、もっと格安な料金プランを発表する可能性は高いと思われる。したがって、筆者は大手キャリアの格安新料金プランに慌てて乗り換えなくても、格安SIMの動向を見てからで十分だと思うがいかがだろうか?

●総務省「イコールフッティングの確保のための緊急措置の実施要望について」(PDF)は→こちら

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