リスク感度の甘さが引き起こした事件。信頼回復には時間がかかる?

レストランやコンビニなど、あらゆるシーンでの利用が広がるスマホのキャッシュレス決済
一方で、キャッシュレス決済サービスは近年、若い世代を中心に広く普及し、コロナ禍の非接触決済ツールとしても重宝され、今や日常的なサービスとなってきている。そのためゆうちょ銀行だけでなく、事件以前まで連携していた各種キャッシュレス決済サービス側としても、早急にチャージを可能にしたかったことだろう。
今回、サービス事業者と金融機関、双方向からのセキュリティ強化がようやく整った。メルペイ・LINE Payに続き、今回最大手のPayPayも再開させたことで、これから業界全体で連携再開のムードが高まっていくことは必至だ。著しく落ち込んでしまったと言えるゆうちょ銀行の信頼性も、事業者と連携のとれた相互方からの安全な運営が続くことで、徐々に回復していくだろう。
この一件を機に、さらに利便性と安全性の増したキャッシュレス決済サービスのシステムが確立していくことを願いたい。
参照元:PayPay ゆうちょ銀行からのチャージ再開について【PayPay】