Kindleで電子書籍がダウンロードできないときの原因と対処法をご存知だろうか。Kindleは専用端末のみならずアプリでも利用できるが、Kindleで電子書籍をダウンロードできないことでお悩みの方も多い。そこで原因と対処法を紹介するので参考にしてほしい。
【Kindle】電子書籍がダウンロードできない原因は?

Kindleで電子書籍をダウンロードできないという現象で困ってはいないだろうか。KindleはAmazonの電子書籍ストアおよびその電子書籍閲覧専用の端末の名称だが、Kindleは端末にアプリをインストールすることでAmazonデバイス以外でも利用することができる。
しかし、Amazonデバイス以外の端末でKindleを使う場合に、電子書籍をダウンロードしようとすると、Kindle上で電子書籍がダウンロードできないことがある。そこで本記事では、Amazonデバイス以外のiPhoneやiPad、Android端末、PCでKindleを利用する際に、Kindleの電子書籍をダウンロードできないときの原因と対処法を紹介する。Kindleで電子書籍をダウンロードできないことでお悩みの方はぜひ、本記事を参考にして快適なKindleライフを楽しんでほしい。
・【原因①】端末に問題がある
Kindleで電子書籍をダウンロードできない原因として、Kindleアプリをインストールしている端末の問題をあげることができる。たとえば、Kindleでダウンロードしようとしている電子書籍を保存するための空き容量が端末上で不足していたり、Kindleアプリによる端末へのアクセス許可を拒否してしまっている場合だ。
このようなときには、Kindleで電子書籍をダウンロードしようとしても正常にKindleで電子書籍をダウンロードできない原因となってしまう。
・【原因②】iOSでダウンロードしようとしている
iPhoneやiPadなどのiOS端末でKindleアプリを利用している方は注意が必要だ。KindleはAmazonデバイスやAndroid端末であれば、Kindleのアプリ上から直接電子書籍をダウンロードすることができるが、iOS端末ではKindleアプリから直接電子書籍をダウンロードすることはできないからだ。これにはAppleのアプリストアであるAppStoreでKindleアプリを配信することによる制約があるためだと考えられる。
そのため、iOS端末でKindleに電子書籍をダウンロードするには、はじめにブラウザ版のAmazonからKindleの販売ページアクセスして、購入したKindleの電子書籍をiOS端末のKindleアプリへ配信する操作が必要になる。
・【原因③】登録情報に誤りがある
KindleはAmazonのサービスであり、購入したKindleの電子書籍や支払情報、設定などはすべてAmazonアカウントに紐付けされている。そのため、Kindleアプリへのログインする際の登録情報が誤っていると、正常にログインができずに電子書籍がダウンロードできない原因となってしまう。
また、KindleをはじめAmazonの支払いでクレジットカードを利用している方も多いが、誤った支払情報をAmazonへ登録していると、Kindleの支払いがうまく実行されずに電子書籍がダウンロードできない原因となってしまう。対処法としては、一度Amazonのアカウントサービスから登録している支払情報を確認してみよう。また、Amazonに登録済みの支払情報が正しくても、カードの有効期限が切れている場合もあるので要チェックだ。
・【原因④】ネット環境に問題がある
Kindleで電子書籍をダウンロードできない原因として、ネット環境の問題を考えることができる。KindleアプリはAmazonのサーバーから電子書籍をダウンロードするが、ネットワークが不安定であったり低速であったりすると、うまくAmazonのサーバーとやり取りできずに電子書籍をダウンロードできないことがあるのだ。
Kindleの電子書籍は小説のようにテキストベースの書籍であれば非常に容量が小さいが、漫画や雑誌のような電子書籍の場合には数メガバイトから数百メガバイトの通信が発生する。このような大容量電子書籍の場合はとくに低速なネットワークではダウンロードできない原因となってしまうのだ。
・【原因⑤】Amazon側のサーバーに問題がある
Amazon側のサーバーに問題があり、Kindleで電子書籍をダウンロードできないこともある。KindleはAmazonのサーバーで動作しているサービスなので、Amazonのサーバー障害などが発生してサーバーの動作が停止したり、サーバーの負荷が限度値を超過してしまうとKindleで電子書籍をダウンロードできない原因となってしまう。
Amazonのサーバーは信頼性は非常高いが、それでも時々サーバー障害などでシステムが停止していることがある。Amazonのサーバー側の障害の場合はユーザー側で行える対処法はとくに無いので、サーバーが復旧するのを待つほかない。なお、Amazonクラスの大規模サービスのサーバー障害であればSNS上でさまざまなユーザーが、サーバー障害やサーバーの復旧情報を発信してくれるので、Amazon側のサーバー障害の可能性がある場合には確認してみよう。