iPhone「Face ID」がマスク着用でもロック解除可能に、Apple Watch装着限定で!

いまだに続くコロナ渦で、マスクの着用はもはや日常となった日本。そんな中、iPhoneユーザーがとくに不便に思っていることが一つある。そう、マスク着用時にiPhoneが「Face ID」を全然読み込んでくれないことだ。つまり、ロックを解除してくれない。そんなiPhoneユーザーたちの要望が日々寄せられる中で、アップルが新しいアップデートを発表。新しいアップデートでは「Apple Watch」と連動させることでiPhoneのロック解除が少し容易になるということだ。Apple Watchへの期待と需要が高まっているように見受けられるので、この流れを追いたいと思う。

Apple Watchに流行の兆し?

(Image:DenPhotos / Shutterstock.com)

多彩な機能で注目されるApple Watch

 あらめて、アップルが米国時間2月1日「iOS 14.5」の開発者向けベータ版をリリースした。次のアップデートとなる同OSでは、「Apple Watch」と連動させることで、新機能「Unlock iPhone with Apple Watch」が起動し、マスク着用時に「iPhone」のロック解除が容易になる見通しだ。この機能の内訳はこうだ。まず、顔認証機能の「Face ID」を拡張しマスクを装着しているかどうかを検知。そして、その場合には、腕に着用しているApple Watch経由でFace IDのロックを解除、その後iPhoneのロックが解除されたことは振動でユーザーに通知される仕組みになっている。
 機能の主な使用条件としてはApple Watchユーザーであること、Apple Watchを起動してロック解除をしていることぐらいなので、すでに購入済みの既存ユーザーを中心にApple Watchの実際の着用率などがさらに上昇していくかもしれない。

また、マスク着用は日本のみならず世界各地で推奨されている。マスクで鼻と口が覆われた状態でも「Face ID」を使用してiPhoneのロックを解除できる機能は、「マスクに触れていちいち外すか」、「パスコードを入力する」という煩わしい行動を一気に解決できる。これだけで購入を検討、とはいかなくてもApple Watchのその他機能であるフィットネス関連や文字盤変更などのファッション的意味合いと合わせて購入意欲は沸くかもしれない。
これを機に、これまでiPhoneは使っていたけどウェアラブルデバイスには手を出していなかったという人にも、注目される存在になるか。もしかしたらApple Watchの購入が流行るかも?

文字盤を都度変えられるのは魅力的

 ウェアラブルデバイスとしてのApple Watchが流行するかだが、筆者の友人の使用ユーザー(20代後半サラリーマン)に購入の決め手について興味深い話を聞いたことがある。機能面での便利さは念頭に置いたうえで、文字盤のデザインを変えられる一面以上のファッション的な理由を決め手に購入を決めたようだ。
彼が何より魅力を感じたのは、Apple Watchは高級時計を使用しているか否かといったマウンティングの取り合いから降りられるということだった。確かにウェアラブルデバイスとして認識されつつ、おしゃれなApple Watchはその範疇に収まらないかもしれない。上を見上げればキリのない高級時計の世界に嫌気が差すサラリーマンにとってApple Watchは別の意味でも流行するのでは、と思わずにはいられない。

参照元: マスクしたままでも「Face ID」でiPhoneがロック解除可能に–Apple Watchユーザー限定【CNET Japan

オトナライフ編集部
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