3月のプランスタート直前まで目が離せない?

ユーザーのニーズに対して選択肢を間違えなかったことが評価されている
ahamoが圧倒的な人気を獲得することができたのは、やはり真っ先にシンプルな値下げプランを発表したファーストペンギンの精神が評価されてのことだろうか。他社がサブブランドの値下げでお茶を濁そうとする姿勢が国や世間から批判を浴びて評価を落としているタイミングで、docomoは2020年の12月に一度の発表で“正解”にたどり着いた。
そのためメディアも連日のように絶賛で報じ、その報道を見た消費者の中で「やっぱりahamoは良いプランだったんだ」ということを再確認する。そんな相乗効果によってスマホユーザーの意識にも一気に浸透し“おトクな新プラン”として広く知られるようになったのだろう。事実、「あなたは主要3キャリアの新料金プランを知っていますか」という設問でもahamoは69.8%が「知っている」と回答し認知度も1位になっている。
ahamoのサービススタートは3月26日と発表されているが、そこで一気に他キャリアのシェアを奪い取ってしまうのか。はたまたそれまでにau・SoftBankが対抗策を打ってくるのか。“携帯料金値下げ合戦”の開始直前の攻防もまだまだ目が離せない。
参照元:【ALL CONNECT】
※サムネイル画像(Image:Koshiro K / Shutterstock.com)