アップル10冠達成には新たなポジショニング模索が不可欠

アップルのリーク情報を固唾をのんで見守るファンも
注目されるのは、アップルが2021年にも総出荷台数で1位を獲り、メーカー別総出荷台数で10冠を達成するかという点だ。正直、これは間違いないのではという意見に集約されるかもしれない。
アップルは上述の通り、4機種が立て続けに発売されたばかりだがすでに次世代機のiPhone 13について「常時点灯ディスプレイを搭載している」「動画撮影機能が向上している」といったリーク情報が次々と増えており、注目度は増すばかりだ。またさらに将来のことを言えば、折りたたみ式のiPhoneの情報もすでにリークされており、その情報を固唾をのんでみているファンも多いよう。アップルのデザイン性、デバイスとしての互換性など次々にデバイス経済圏を進めていることもあり、安定感は増すばかりだ。
注目されているiPhoneの折りたたみ式だが、折りたたみ式スマホにおいては既にそうした機種を発売しているサムスンなどに一日の長がある。たとえ多くのファンを抱えるアップルといえども、発売前にブランドとポジショニングを確立しなければたとえアップルといえども簡単に超えられる相手ではないはずだ。アップルのシェアがいつまでトップで居続けるのか、注目が集まっている。
参照元: 楽天MNOサービス開始でSIMフリースマホ急増「2020年(暦年)国内携帯電話端末の出荷台数調査」【株式会社MM総研】
※サムネイル画像(Image:Framesira / Shutterstock.com)