楽天グループは「楽天経済圏」を構築しているだけあり、さまざまな決済手段を提供している。そのなかで楽天ペイと楽天Edyの違いがよく分からない人もいるのではないだろうか。このページでは両者の違いや、それぞれの利用に向いている人などについて、わかりやすく解説しよう。
楽天ペイと楽天Edyの違い

まず両者の主な違いについて、下記の表にまとめた。
■楽天ペイはQRコード決済で期間限定ポイントも消費可能
楽天ペイは、スマホにQRコードを表示させる、または店頭のQRコードを読み取って決済する方式だ。QRコード決済は近年利用者が急増しているアプリで、楽天ペイの競合サービスとしては、PayPay/d払い/au PAY/LINE Payなどが存在する。
楽天ペイの支払い方法は複数あるが、楽天Edyで決済することも可能だ。また楽天ポイントについて、通常ポイントだけでなく期間限定ポイントの消費にも使える。
■楽天Edyは電子マネーでスマホなしでも利用できる
楽天Edyは電子マネーで、スマホアプリ以外にポイントカードや楽天カードにも搭載されている。事前にチャージしてから使う、プリペイドタイプだ。競合サービスとしては、WAON/nanaco/QUICPay/iDなどがある。楽天Edyは以前から全国的に普及しているため、使える店が多いのもメリット。たとえば楽天Edyはイトーヨーカドー、サミット、マルエツ、ヨークマートなど、スーパーで使えるところも多い。しかし楽天ペイは現時点でこれらの店舗では使えない。